会計事務所への就職(新卒、中途採用)、積める経験など独断で語ります
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会計事務所への就職、わたしは苦戦しました。
(ちなみに「転職」で、30歳のときです。)
面接で手ごたえを感じても、「未経験」を理由に、けっきょくNGというパターンがほとんどでした。
わたしのような場合は、数打つしかありません。
本日のブログは、会計事務所への就職と、会計事務所で積める経験について。
わたし自身の経験したことと、足りない部分は聞いた話しを書かせていただきます。
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一時期、就職先として人気だと言われた会計事務所。
最近は事務所職員が減っているみたいですが、税理士になるための2年間の実務経験がほしい人はこの業界に入るしかありません。
そうじゃない人は。。
わたしは一般企業のほうがいいと思いますが、どうなんでしょう。[/speech_bubble]
会計事務所への就職
新卒採用
新卒だと、小さめ事務所はきびしいと思います。
育てる暇がないという理由で。。
(^_^;)
というわけで、大手の税理士法人ねらいがいいでしょうね。
社会人としてのマナーも、大手税理士法人でもまれたほうが身につきます。
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE_ase.png” name=”タナカ”]ちょっとぶっちゃけますが、いきなり小さな事務所に就職してしまうと、ヘンなクセが付いてしまう可能性アリです。。地方で就職する人は、最初は一般企業のほうがいいかもしれません。[/speech_bubble]
中途採用
会計事務所経験なし
わたしのパターンですね(笑)
採用してくれた事務所は、パソコンに強いという理由で採用してくれたみたいです。
(面接官は所長。小さい事務所なので。)
これもくり返しですが、未経験の壁はなかなかに厚いです。
所長税理士ではなくて、採用担当の職員が面接官だと、未経験はまず容赦なく落とされますね。。
職員が5、6人くらいまでの小さな事務所だと、所長税理士が面接すると思います。
「とにかく会計事務所に入りたい」ということなら、その辺ねらいましょう。
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会計事務所経験あり
- この業界での経験年数、
- 何ができるか、
- 税理士試験の受験生をしているか、
このあたりは間違いなく面接で聞かれます。
(実は一度だけ、事務所在職中に他事務所の面接を受けたことあり。)
「何ができるか」は一瞬考えたフリをして(笑)
バシッと答えたいところです。
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「受験生をしているか」については、その事務所(所長税理士)の方針によりそうです。
経験だけ積んで独立されるのを嫌っている所長だと、税理士試験3科目以上合格している人は敬遠されるかもしれません。
(法人、所得、相続など、大きめの科目が合格済みだと特に。)
一方で、税理士になる気のないやつはダメだと思っている所長税理士もいます。
まぁ、どちらが正解かは分からないですし、正直に答えるしかない質問ですね。
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]わたしが受けた「他事務所」の面接ですが、「何ができるか」について、良い返答ができませんでした。いい歳して模範解答もイヤでしたし、正直に「得意分野なし」と答えてしまい…(笑)
四十代後半の若めの所長税理士だったので、「受験生」を一時停止中だったこともマイナスにとられた感じがしました。
相手に合わせてハッタリも必要ですね(笑)[/speech_bubble]
会計事務所でたまる経験値など
ふつう(顧問契約メイン)の会計事務所
ふだんは法人の帳簿、1月から3月は個人の確定申告 ですね。
いちばん多いと思います。
法人税、所得税、消費税の申告書を作る機会がおおく、王道の仕事ができます。
メリット
- 相続以外は、会計ソフトのつかい方が覚えられる
- いろいろな業種の申告業務が経験できる
デメリット
- 記帳代行は正直飽きる
- データ入力は眠気との戦い
- 慣れたら、仕事だけでは成長が難しい
資産税メインの会計事務所
資産税メインの事務所に就職したら、もうその道のプロを目指すしかないでしょう!
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以前、
「資産税担当になって、法人税・所得税をやらせてくれない事務所に不満だ」
というブログを書いていた方がいらっしゃいましたが、わたしに言わせればなかなか無いチャンス。。
(地方だと特化型の事務所は特に少ないですし。。専門チームを持っているような事務所も希少です。)
メリット
資産税のプロになるチャンス!
デメリット
ほかの仕事が一切できないまま独立する場合は、法人税の申告書がつらいかもしれないですね。
法人税の仕事もしたいなら、税理士試験は「法人税法」を最後にまわすといいかも。
実務経験なくても、勉強の記憶が新しければやりやすいと思います。
税務調査立会いメインの会計事務所
資産税メインの事務所よりも希少な事務所ですが、徐々に増えているような気もします。
メリット
- 調査官がどんなところを見てくるか、現場で数多く経験できる
- 経験を積むほど、事前にお客さんに的確なアドバイスができる
- 独立しても強力な武器
デメリット
- 申告業務以上に税法を知らないといけない
- 調査立会という仕事自体が受け付けない人にはキツイかも
まとめ
就職について
社会人0年生は、まずは大きめの税理士法人がおススメ。
変なマナー、変な常識が身についてしまうと、後々苦労します。
一般企業や、大きめ税理士法人から「小さめ事務所」への転職は、その事務所特有の文化に振り回されることも。
理不尽な目にあうことも、覚悟はしておきましょう。
(もちろん、全部が全部じゃありません。)
積める経験
都内やその近郊、その他の地方都市部の事務所が選べる人は、将来をみすえて選ぶのがいいかもしれません。
ホントに田舎だと。。
選ぶ余地はないですね。
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]一般企業と比べて、どうしても従業員は少なくなりがちな世界。
少人数の共同体ほど、人間関係も選ぶ余地がなくなりますので。
平均年齢の高い職場にわたしも大分苦労しましたが、ひととおり仕事を覚えるまでは自分からは絶対辞めないと決めていました(笑)
変な事務所に就職してしまったら、まずは「仕事を覚えてやろう」という気持ちでいるといいですよ。[/speech_bubble]
更新<2017.3.18更新>【税理士試験】6科目受験に注意!? 合格証書が欲しい人はやめたほうがいいかも
【編集後記】
「下剋上受験」最終回、感動しました。
視聴率は低め。
わたしはおもしろかったですけどね~
口コミで広まらなかったんでしょうか。
「有吉ジャポン」、ながら読み本の紹介。
『〆切本』、おもしろそうです。
【昨日の一日一新】
- ローズヒップ(ネッツトヨタ甲斐にて)
- 「3月のライオン」電子書籍3~12巻(原作購入は初)