新しいことに挑戦したい!(で、どこまでリスクを許容する?)
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本日の内容は、「設備投資をどうしよう」という話しです。
新しいNという商品があったとします。同業他社はあまり使っていません。
顧客の負担軽減にはなりそうな商品ですが、何か不具合があってもメーカーの責任にはなりません。導入を決めた我が社の責任です。
(お金を払った上で、テスターになってしまう可能性があるということ。)
一方、既存のOという商品は、同業他社も使っています。そして、信頼のおける商品。
しかし、これでは同業他社とやることは同じです。顧客の負担軽減にもなりません。
さて、どうしたものか。
リスクをとって新しいものを試してみるか。安全に、昔からのものを使うか。。
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]山梨県で税理士やってるタナカです。これ、本日のわたしの話しです。結果、リスクをとる道を選びましたが、これを読んでいただいている「あなた」なら、どうしますか?[/speech_bubble]
会計(税務)ソフトの導入をどうしよう
本日(2017.5.29)正午前、某会計ソフトベンダーにYesの返事をしました。「買った」ということですね。
結論書いておいて何ですが、時間を先週金曜に戻します。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
先週金曜、その某ベンダーの営業担当から話しを聞きました。
システムの特徴、料金の提示、それからIT補助金の説明まで。
腹の内はその時点で「やる」という方向でしたが、即決はしないと決めていたので保留。
営業が話すことは基本いいことばかりですし、税理士業界で働く(わたしは同士と思っている)二人に相談しました。
見事に二人の意見は割れまして。。
考えた結果、わたしがとった結論は、本日の起床の時点までは「買う」。
他の税理士があまりやっていないほうを選びたかったこともあり、リスクをとりました。
(ここまでが今朝8時過ぎまでです。下に続きます。)
あと、山梨では使っている税理士が極端に少ない。「弱者の理論だろ!」(=他がやってないことをやる)なんて考えたりもしました。[/speech_bubble]
とあるメルマガからのストップ
やると決めたところで、またフラットに戻さざるを得ない事態になりました。それが、とあるメルマガからのストップ。
そこに書かれていたのは、「○○、買わないほうがいいです」。まさに、その商品そのもののことが書かれていました。
(;´Д`A “`
なんというタイミングで飛びこんでくるのでしょう!
頭かかえてしまいました。
(^_^;)
「やる:やるな = 1:2」です。
多数決であればこれで決まり。
なのですが、決裁者はわたしなのです…
新しいことへのチャレンジは「リスク」を考慮した上で
まぁ、書いたとおりです。やることにしました。
ダメな部分については、営業も素直に認めていました。
「これからのノビシロに期待してほしいです」
なんて言われましたが、正直これは真に受けちゃダメです。
営業は売るのが仕事。こんなこと言われてもまったく説得力がなく、笑うしかありません。
(ダメなところを直すのは当たりまえですし…)
その会計ソフト・税務ソフトを使って失敗すれば、わたしの責任。そのベンダーが責任を認めお金をもらったとしても、わたしの信用はガタ落ち。
(まぁ、責任は認めても、お金は出さないでしょうが。)
「商品代はもらうけど、責任は税理士先生がとってよ」といった具合でしょう。
納得いかんですが。。
「やめたほうがいい」という情報が入ってきても「やる」のであれば、リスク回避の手段を用意しないといけません。
お客さんに迷惑をかけることだけは、避けないといけませんから。[/speech_bubble]
さいごに
某システム、お金を払わずとも、ある程度研究することはできます。
ただし、税理士用のシステム以外です。
一般の納税者が使う部分は無料体験できます。
リスク回避の手段としては、他のベンダーのシステムを使うしかないでしょう。
並行して使うってことです。なんだそれ、ですが。。
(;´Д`A “`
執筆後記
と、ここまで書いたところで、またもや迷っています。
そして、ネットで見る「会計ソフト」、「申告ソフト」という文字列にかなり過敏になっています。
てん末については、また機会があれば。
昨日の一日一新
「嫌われる勇気」以外のアドラー心理学の本