【税理士試験】初学者がやりがちな失敗
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大原、TACともに、9日から税理士講座スタートですね。
9月スタートでも、1月スタートでも、初めて勉強する科目はしんどいものです。
でも、どの科目にも初めての受験で科目合格する人はいます。
(3月スタートで、第66回の消費合格の人もいたとか。(大原講師情報))
何が違うんでしょう。。
とりあえず、「これはダメだな」と思うところを書いてみます。
(覚えているうちに。)
ついていけなくて途中で離脱
圧倒的に多いのがこれですよね。
「また9月からやることにして、今回はやめよう」
というやつです。
(6月あたりから講義室がすいてきます。)
ちなみに私の場合、
「もう間に合わない。。ダメだ―」
と思っても、講義には最後まで出ていました。
と言っても、出ているだけで復習はほとんどしません。。
時間を無駄にするパターンです。
(答練中ヒマになります。)
最後まであきらめず泥臭くやれば、合格の可能性はゼロじゃないのに…
講師の「最低限ここだけ」の提案に安易に乗っかる
これをずーっとやってしまうと、5月あたりになってようやく、失敗に気付くことになります。。
大原で、固定資産税、事業税、住民税、国税徴収法、酒税法 をやっている人だと、実判が6月第2週くらい。
実判で大失敗して、「やばい」と気づくのはその頃。。
講師の「最低限」に乗っかってはダメです!
その最低限で通用するのは、4月まで。
(あるいは、5月まで。ちょー危険です!)
TACだと5月から毎週答練で、大原は実判からほぼ毎週答練です。
その前の答練は、「最低限」でなんとかなることが多いから、タチ悪いです。
試験委員以外の人間がランク付けする
財務諸表論と法人税法は、資格学校の理論予想が当たるイメージがありません。。
(所、固、事、住、酒 については分かりません。)
法人税法なんかは、Bランク・Cランクこそが、本当のAランクなんじゃないかと思うくらいです。
(めちゃくちゃ主観ですし、結果論ですが。)
資格学校予想のAランク・Bランクから出るのは、相続税法くらいじゃないでしょうか。
何が言いたいかといえば、こんなことです。
- 受験生が 出る・出ない を決めちゃダメ
- 講師の「最低限」に乗ってはダメ
- 「A・Bランクだけでいいや」は最後の手段
「最低限」のところまで“まとめ”てしまっていますが、つっこまないでください。。
税理士試験は何回でも受けられるものだと思っている
税理士試験は、合格するまで毎年受けることができます。
でも、人間はいつか死ぬわけでして、さらに健康年齢なんてものを考えると、税理士寿命と等価交換しているようなものかと思います。
(なんか日本語が変な気がしますが。)
私はずいぶん税理士寿命を縮めたクチだと言えるでしょうね。。
司法試験の場合だと、法科大学院卒業後5回(5年)以内に合格しないと、また法科大学院から(もしくは予備試験から)やり直しです。
(3回以内だと思っていましたが、いつの間にか変わってたんですね。)
厳しいと思える一方、考え直すキッカケになるかも知れません。
税理士試験には司法試験の線引きのようなものはありませんが、落ちてしまった場合の機会損失から目をそらしてはダメでしょう。。
まとめ
とにかく逃げない!
(合格を決めるのは今年!)
「勉強から逃げるけど、受験はする」
という、ありがたい分母様が世の中にたくさんいます。
6月、勉強しているのに成績ぜんぜん伸びない…
7月、これだけやっても理論が不安。。計算まだケアレスミスする…
それでもあきらめなかった結果、
8月に入ってから本試験当日までの数日で、勝負の土俵に立てるラインに到達するかもしれません!
(まだ1月だから油断していい、ということではありません。)
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【編集後記】
本日のブログ、当初は「国税徴収法の失敗」について書こうと思っていました。
いちおう結果オーライではあるのですが、実判・直対の大失敗、全統・全答練の失敗は、講師の「最低限」に乗っかり過ぎた結果です。
(講師のせいにしているみたいですが。笑)
7月に「相続に集中すべきか…」と迷ったこともありました。
あの時あきらめていたら、国徴合格の可能性はその時点でゼロです。
私の国徴受験は、本当にドロッドロです。
泥まみれです。
6月、上から7割。
7月、やっと平均点。
こんなでも、あきらめず勉強するだけで、可能性が出てくるもんです。
9月からスタートして悩んでいるかた、まずは出来ることをやってください。
泥臭く行きましょう。
【一日一新】
朱里(パンクラス)
ベラトール