ニガテを “半分、強い” に。山梨県中央市の税理士

成績優秀なのに緊張しすぎで本番に弱い受験生にささげます<2017.3.3更新>(元ネタ→)【税理士試験】試験本番、緊張のやわらげかた

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税理士試験本番、落ち着いて受けられるほうですか?

私の過去の本試験を考えてみると、今年の8月は官報がかかっていたこともあり、昨年より緊張しました。

その前、昨年の消費税法と相続税法、おととしの法人税法はどうだったかというと、大原やTACでの答練より落ち着いて受けることができました。

ついでに書きますと、第55回の簿記論、第62回の財務諸表論も、答練より冷静にやれました。

自分でもよくわかりませんが(^_^;)
なぜ本番で冷静になれたのか、ちょっと考えてみることにしました。

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]山梨県で税理士として開業予定のタナカです。
マジメにやってきたからこそ緊張する。
たしかにそのとおりですが、力を発揮できないほどの過度なものは困りものです。[/speech_bubble]

 

 

手が震えて困った時期をのりこえた

第64回法人税法の税理士講座を受けていたときのこと。

ゴールデンウィーク前まで、大原の答練で手の震えに悩まされていました。

終了10分前から最後まで、急ごうとすればするほど、手が震えて満足に書けなかったんですね。。
(簿記論、財務諸表論のときはなかったのに。)

4月まで、勉強しているのに計算の点数が悪くて、答練のたびに自己嫌悪しまくりでした。

勉強しているのに点数がとれない。。
「計算の個別問題はやっているんだから、連休中に総合に慣れよう!」
と決めました。
(このとき、手の震え対策は考えナシ。)

連休中総合を解きまくった成果が出たようで、5月からの答練は成績が伸びてきました。

自信が持てるようになってきたせいなのか、手の震えもなくなりましたね。

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]毎回高得点をとらないといけない、そんな考えに支配されていたのかもしれませんね。
連休中に計算を徹底的にきたえて、自信がついてからは、ヘンな緊張や手のふるえはなくなりました。[/speech_bubble]

 

 

答練開始直後、素読みで力を抜く

法人税法のときの話しばかりになってしまいますが、法人は素読み大事です。
消費、相続、国徴は、私は素読みしていません。
(したほうがたぶん良さそうですが。)

まぁ、私の例はいいとして(^_^;)
素読みすると、ちょっと冷静になれる気がします。
肩の力も抜けると思いますので、緊張しがちな人は試してみてください。

主題から外れますが、素読みした理由、しなかった理由を簡単に書きます。

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]法人税法の計算は、どこにカンタンな問題が隠れているか、全体を見てみないと分かりません。
カンタンな問題を見つけた都度、片づけていく方法もあると思います。
私の場合は、全体をまず見たほうがうまくいきました。[/speech_bubble]

 

法人で素読みしたわけ

簡単な問題を探すためです。
法人で頭から順にやってしまうと、理論も計算も、簡単な問題を後まわしにしてしまう可能性があります。
(時間が足りず、簡単な問題が手つかずになったら最悪。)

あと、計算は、一番最後に重要なことが書かれていることがしばしばあるためですね。

 

相続で素読みしなかったわけ

理論は、パッと見で設問の文章が短いと、地獄のベタ書きが待っていることがおおいです。

設問の文章が長いと、柱が絞り込まれます。
(事例も設問の文章が長いです。)

計算はやる順番を決めていたので、素読み不要でした。

 

消費税法でしなかったわけ

税法で唯一、計算→理論 の順でやっていました。
(理論1問→計算→理論1問 の順でやる人もおおいです。)

計算は頭からやるしかないですよね。
計算が2問形式だったら後ろから(小問から)やるのがいいと思うので、確認するのはそれくらい。

理論は、ベタ1問+事例1問 というのがここ数年のトレンドで、両方手を付ける以外ないと思っていたので、素読みナシ。
(参考にならないですかね。。)

 

国徴でしなかったわけ

本試験は時間が余ることがほとんどのようなので、頭から落ち着いて問題を読んでいけば良いと思います。

 

おまけ

税法は「理論→計算」とおれは決めているんだ!

というのは、やめましょう。
科目によって柔軟に考えるべき。
特に消費税法は、「理論→計算」は失敗する人がおおいです。

 

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]ヘンなこだわりはマイナスにしかならないです。
合格のためにとるべき行動を![/speech_bubble]

 

 

まとめ

次のどちらか、もしくは両方で、冷静な状態に自分を持っていけるよう、今のうちに準備を。

 

自信をつける

自分をコントロールするというよりは、答練の成績を上げるってことなんですが。。
十分な準備ができていれば、あとはちょっとの開き直りです。

 

ルーティーンをつくる

素読みで落ち着く、深呼吸で落ち着く、1分くらい目を閉じて落ち着く など。
自分が落ち着ける方法があるか、見つけておけると安心できます。

 

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]本試験で毎回緊張しすぎてしまう人が、まったく緊張しなくなるというのはムリかもしれません。
でも、ある程度、軽減することならできると思います。
その方法は人によって様々でしょうが、今のうちに思いつくことは試しておきましょう。[/speech_bubble]

 

 

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【編集後記】

アメリカ大統領選挙、終わりましたね。

私はあまり興味がなかったはずなんですが、14時くらいから「速報ブログ」や、「ウォール・ストリート・ジャーナル日本版」(ツイッター)を細かくチェックしていました。

有権者は変化を望んだ ってことなんでしょうかね。

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