小さなゴールを数おおく目指す
スポンサーリンク
20日(金)夜、私の合格祝いの名目で、地元の居酒屋でお酒を飲んできました。
集まったのは私を含め3人。
他の2人は税理士試験の受験生じゃありませんし、会計事務所で働いているわけでもありません。
なので、いかにもそれらしい会話はほぼありませんでした。
まぁそんな話は100パーセント無くても良かったですし、他の話題で十分すぎるほど楽しいお酒が飲めました。
ただひとつ、それらしい話題と言えば、「合格してどんな気分か」と聞かれたくらい。
PDSとかPDCAとかよく昔から聞きますが(これらは実際大事だと思いますが)、目標だとか目的だとか、はたまたゴールがどうだとか、言葉遊びみたいに本当によく耳に(目に)します。
税理士試験の合格はゴールなんかじゃなくて云々と、これもまたよく聞くのですが、別にゴールでもいいと思います。
私の場合どうかと言えば、やっぱり税理士試験の合格は、ゴールです。
間違いなく、ひとつの区切りという意味で、ゴールと思ってます。
ゴールをどう定義するかによると思いますが、大きなゴール、小さなゴールが、人それぞれにあると思います。
(「合格がゴールじゃない」とすると、どこがゴールで、どこで達成感を得るんでしょうか。)
少なくとも試験は、結果でしか判断できませんし、されません。
試験で税理士になろうと思うのなら、「勉強がんばった」かどうかは関係ありません。
仕事だって、「がんばったから、決算間に合わなかったけど、許してあげるよ」なんて話は聞いたことがありません。
税理士になってからが本当のスタートとか、その辺は、まぁそのとおりかなと思いますが。
(なにが「本当」なのかと、考えすぎるとキリがないですけど…)
“目標と目的を明確に分けて考えよう”
なんてことを、昨年の11月か12月くらいに本で初めて目にしました。
(誰かから口頭でも聞いた気がします。)
これもなんだかよく分からなくて、おそらく目的を達成するために一つ以上の目標を設定して、その目標をクリアしていこうってことだと思うんですけど、よく分からない。
納得できないと「押し付けられてる」と感じて、ますます頭に入ってこなくなる(笑)
同じような話しで、ゴールから逆算してやるというものがありますが、私はこれも苦手で、計画立てて実践できてしまう人を尊敬してしまいます。
小さな成功体験を重ねて自信を深めるという意味では、確かに良さそうです。
(と、書いておきながら、「ゴールの規模にもよるのかなぁ」とも思えてきました。小規模なら私にもできそうなので。)
「スパルタ方式で顧客を鍛えて絶対に成功させる」という某コンサルタントは、なんでもすぐに試して実践で自分を鍛えてきたといいます。
某ロケット会社の社長は、未来も過去も関係なく、今日一日を全力で生きるだけといいます。
私は考えだすとダメだし、計画立ててそのとおりできたこともないので、トライアンドエラーでがんばろう。
(ミニゴールは適当に設定していきたい。)
私の一番近かった世界で考えてみると、今はやっぱり試験のことになってしまい、経営者の感覚からはズレてしまいそうですが、受験生だった期間を改めて考えてみると、
- 受験生になりたての頃と、復帰から3年間くらい
- 最後の1年半くらい
このふたつでは、気持ちの持ちようが違っていました。
後者の期間は、「その日にできることはその日にしかできない」と考えていました。
試験1か月前にしかできないことは、その期間にしかできないと。
(だから後回しにはしない。)
税理士試験は、仕事に置き換えれば、9月(あるいは1月)に受注して、翌年8月に納品。
(無事お金がもらえるかどうかは同年12月。。)
失敗しやすい(許されやすい)のは早い時期だけで、納品(試験)が差し迫ってくればくるほど失敗はできなくなってきて、納品時には完璧なものを納めないといけなくなる。
失敗ができる期間を過ぎてくると、トライアンドエラーの「エラー」が怖くなって、12月にお金がもらえなくても仕方がないとなってしまいがちです。(私は)
人によって受け止め方は違ってくるのでしょうが、ガチガチの逆算した計画は立てるのに時間がかかるし、うまくいかず修正するのもどうなんだろうと思ってしまいます。
細かく考える暇があったら、目の前の課題にぶつかってみる。
ユニクロの社長だって「一勝九敗」というタイトルの本で、タイトルどおり何度も失敗していると書いているくらいなんですから。
(納品してお金がもらえればいいので、納品前日に大失敗(0点とか)という過程があったっていいんですけどね。)
【編集後記】
今日は消防団の枯れ草焼き作業。
寒風吹きすさぶ中、大分体力を削られました。
【昨日の一日一新】
KDPの支払レポート