フリーランスが経理をはじめる絶好のタイミングは、初日。
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個人事業者になる。
会社を設立する。
いずれの場合でも、気になるものの1つが経理でしょう。
経理をはじめるタイミングは初日(青色申告)
2020年11月某日、「峡南高等技術専門校」で税法入門の(所得税の)講師をしてきました。
広め・浅め で話しさせてもらった中で、独立を考えている人に、経理について伝えたいことがありました。
それが、
初日から経理をやりましょう。
経理ソフト、準備しましょう。
ということ。
フツーに考えて、1年目、それも開業間もないときほどヒマなハズだからです。
ヒマであれば時間がある。
ヒマだから経理も少ない。(→本やネットで勉強しながらできる。)
というワケです。
お試し価格でスタートする飲食店などは、初日ほど忙しいかもしれませんけれども。
そして、青色申告です。
2年目・3年目の資金繰りを助ける、1年目の赤字
1年目は赤字になることがフツーです。
その赤字は、青色申告であれば、3年間繰り越すことができます。
ひとりで仕事を始めますと人件費がかかりません。
業種にもよる話しなのですが、在庫を持たない仕事ですと、ちょっとずつ増えてくる仕事のおかげで、2年目から黒字化することもよくある話し。
とはいえです。
1年目にかかる開業資金と、ほとんどない1年目の売上。
2年目にちょっとくらい黒字になっても税金を支払う余裕なんてナイものでして。。
1年目の赤字、しっかり繰り越しましょう。
白色申告でじゅうぶん! という声、根強いですが。
簿記の知識は必要なのか
「経理に簿記の知識はいらない!」
という声、けっこうあります。
確かに、慣れれば問題なさそうな気もします。
でも筆者は、簿記3級(日商)の勉強をオススメしています。
経理ソフトを使っていく上で役立つこと間違いナシですし、損益計算書・貸借対照表だってわかるようになる。
減価償却だってわかります。
長く商売を続けようと考えるなら、勉強の見返りは大きいです。
Writer|山梨県の税理士 田中雅樹
●お客さまの担当は開業時よりすべて所長(タナカ)が行うスタイル。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
●山梨日日新聞「セミナー暮らしと税」年3~6回担当。
本日記
3日連続で講師する最終日。
講師をつとめる数時間前は、緊張からか、便通がよくなります。
昨日の1日ひとつ
- ポッキー午後の贅沢宇治抹茶
- たけのこの里いちご&ショコラ