iDeCoの拠出額増をよろこんでよいのか|R7年度税制改正大綱
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税制改正により2025年からiDeCoの拠出額が増えます。
イコール、拠出している間は節税効果が増。
一方で、もらう段になったら増税かもしれません。
拠出分が所得控除に
iDeCo加入者が拠出した掛金は全額所得控除の対象。
「その掛金額×税率」が節税額になります。
貯金しておくよりよほどお得ですね。
受取りかたにより「雑」or「退職」
iDeCoは運用益が(運用中は)非課税。
受け取る段になったら、年金として受け取る場合は雑所得。
一時金として受け取る場合は退職所得です。
それぞれ公的年金等控除、退職所得控除の対象です。
退職所得控除の調整規定(R7年度税制改正)
一時金で受け取ると退職所得となってずいぶんお得。
だったのですが、ここに改正が入りました。
退職所得控除額に制限が入るのですが、もしかすると来年以降の税制改正でも納税者不利な改正が入るかもしれません。
Writer|田中雅樹(税理士)
●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』他を担当(2019年4月~)
●FM-FUJI「教えて税理士さん」出演(東京地方税理士会広報活動)
●ブログは毎日
本日記
ほぼ2025年の年末。
区切りとしてはあまり意識していませんが、40代が残り5か月ということは意識してしまいます。
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●木曜キックス
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