【税理士試験】理論サブノート、理論マスター、併用のいいところ
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タイトルのとおり、併用の利点についてです。
と言っても、実際私が併用したのは、法人税法と相続税法ですので、その2科目についてのみしか書けません。
相続で併用してみようかなと思うかたは、早めに無いほうを買ってください。
特に初学のかたが併用する場合は、例えば、申告は理論サブノート、納税は理論マスター のように、どちらで暗記するか、早めに決めておきましょう。
法人税法
いきなり破たんするようなことを書きますが、どちらか一つだけで、大丈夫です。。
ボリュームがボリュームですから・・
大原の人で余裕があるなら、理論サブノートに載っていない理論を、理論マスターでおさえる感じで。
組織再編、確定申告、用語の意義 などなど、理論サブノートに載っていないものがけっこうあります。
とは言え、これは7月初めくらいに、余裕があるからちょっと見ておこうくらいでもいいと思います。。
…と書いておきながら、法人に関しては、理論サブノートの完成度が高いと思います。
大原でやってたからというのもあるんでしょうが、Tさんのは暗記がきびしい。
相続税法
税法の中で、一番併用オススメの科目が相続税法です。
わたしの場合、キホン、理論サブノートで暗記していました。
納税関係のうち、延納、物納以外(農地、山林、非上場株式、医療法人)の納税猶予は、一部理論マスターで覚えました。
ザックリ言うと、上記の該当部分のうち、理論サブノートの[1]を、理論マスターの 1 に置き換えです。
単純に置き換えではなく、マイナス1点されてしまうくらいに簡略化したものを書いていました。
でも、毎回マイナス1点ではなく、満点解答とされたこともありました。
(もちろん、同じ講師が採点した結果です。)
簡略化は危険だったりもしますが、理論サブノート・理論マスター 両方ながめてみて、作文しなければ大丈夫でしょう。
ただし、文章を削って短くするだけにとどめて。
自分で文章を作るのは(つまり作文は)オススメしません。
手続規定
理論サブノートで十分です。
申告書、納税 の理論はまともにやりましょう。
ここで言う手続規定とは、
確定申告書に一定の事項を記載し、一定の書類を添付して提出しなければ~
(+宥恕 があったり、なかったり)
というもの。
理論マスターだと、一定の事項・一定の書類 の中身にまで言及していますよね。
申告・納税の理論が大事な相続税法であっても、一定の事項・一定の書類 の中身まで書かせた本試験は過去1回です。
捨てちゃっていいでしょう。
(責任はもてませんけど…)
もう一つ、理論サブノートの 一定・一定 の手続規定は、まとめ暗記ができます。
ひととおり理論が終わった人は、手続規定だけ眺めてみてください。
本法のパターン、措置法のパターンなど、まとめ暗記しないと損です。
まとめ
法人は理論サブノート。(たぶん所得税法も。)
併用は余裕で。
相続は、併用オススメ。
実際に自分の目で見て、どちらを使うか選んでみてください。
もちろん、TACの法人受講で、初学一年目で突破する人もいます。
学校のフンイキだけとっても人によって「合う」・「合わない」があります。
なので、「これはあくまでコイツの主観だ」と思っておいてください。
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【編集後記】
併用以外にも、暗記を楽にするテクニック(というよりはノウハウ)があります。
それはまたの機会に。