提出期限を過ぎたら期限後申告をする。

 

都内の太陽光発電会社が確定申告をせず、東京国税局が東京地検に告発したニュースを見ました。
法人税等が2億を超え、消費税等は1億を超えるそうで。
やはり納税額が億単位になると警察沙汰（検察沙汰？）になっちゃうんですね。

 

なぜ無申告

それにしても無申告とは。。
これほど納税額が出る会社に税理士がついていないとは考えづらいですし。
ちょっと期限を過ぎたくらいでは税務調査にもなりませんし、ましてや検察なんて。

記事を見てみますと平成30年10月期の申告分だとか。
うーん、なぜ頑なに（頑なかどうか分かりませんが）申告しなかったんでしょうか。

 

遅れても申告

確定申告書には提出期限というものがありますが、遅れても提出はできます。
（期限後申告といいます。）

遅れて提出すると一定の罰金的な税金が上乗せされます。
でも、税務署に指摘をされる前に提出するのと後に提出するのとでは全然ちがいますからね。
（加算税率がぜんぜん違います。当然「前」が安いです。）

 

面倒なら税理士に依頼を

営業目的で書くのではなくですねｗ
面倒だと感じたり、自社ではムリだと思ったら、そこは外注すればいいと思います。
ひとり社長とかフリーランスなどで税理士にお金をかける余裕がないなら、早めに動きましょう。

Writer｜田中雅樹（税理士）

●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当（2019年4月～）
●FM-FUJIラジオ出演（1年に1回ペース）、ブログは毎日。