TAC全国公開模試(全答練)は、終わったらこう使う【税理士試験】
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「全答練(←古い名称)は、終わったらこう使いましょう」。
という記事です。
出来・不出来については、問題が問題ですから(難しくてボリュームがありすぎる問題)、気にしたら負けです。
復習ポイント
理論と計算に分けて書きます。
スタンスとしては、基本問題はしっかり見直し。難問はサラッと見る程度。
(TもOも、予想的中! なんてことは滅多にないですからね。)
理論
税法
おそらく、税法の理論は「理論ドクター」をベタ書きさせる問題だったでしょう。
柱の数はOよりも多いです。
(このあたり、Tはやり方が古いです。だから最近「相続税法」の受講生が不合格になる。)
その柱ですが、可能なら「理論マスター」を確認。
重要度が低かったら(「理論サブノート」に載っていないなら)スルーしてOKでしょう。
法人税法の22条関係は「読む」。
これまで十分やってきたでしょうが、もう少しガンバって知っておくとよいです。
消費税法の事例はシッカリ。
それほど重くないのが消費税法の事例なので、知っておきましょう。
国税徴収法も事例を中心に。
ベタ書き以外のところをおさえるとよいです。
(特にOの受講生は。)
相続税法のドクターベタ書きは、「今どきこれ…?」って感じです。
(しつこいですが。)
第66回以降、柱上げ→ベタ書き のパターンではないです。
Tユーザの皆さんは気をつけましょう。
以上は、理論ベタ暗記は当たり前の前提となっております。
(そこはガンバるしかありませんから。。)
財務諸表論
模範解答を読んでおきましょう。
税法科目と同様、こちらも追いかけすぎてもキリがないです。
キリはありませんが、本試験で万が一ドンピシャだったときのために(あるいはカスッたときのために)です。
かるーく書ける程度には用意しておきたいところです。
計算は深追いせず
消費税法は間違えたところを復習。
トンデモ問題の過去問はスルーする一方で、OやTの難問には慣れておくべきです。
法人税法は、仕訳を書かせる問題を解けるように。
相続税法は、見たことがない財産評価を復習。
おそらくトンデモナイ土地評価が出たでしょうが、簡単な計算過程で評価額が出せるものはマスターしましょう。
複雑で手間がかかる土地はスルーで。
あるいは、部分点ネライで途中まで書けるように。
国税徴収法の配当計算は、難しいものでなければおさえましょう。
平成19年以前の試験で見られたような、税法の範ちゅうを超えた法律が登場するものはスルーしてよいかと…。
共通して言えることは、「半数以上の受験生が正解できるところは、ぜったいに正解」できるように。
もう耳にタコですよね。
時間配分
Tの答練は理論のボリュームが大きすぎるので、理論→計算 の順序で解く人は、時間配分に失敗したかもしれません。
ワタシも何度も失敗したものですが、この時期(6月中旬)の失敗は悪くないです。
7月の(Oの)デカイ答練で調整しましょう。
Tのオープン模試は要らないと思っていますが、受けるかたはそこでも。
昨日記
税理士会経由の税務記事を考えたり、読書したり、お笑い動画を見たり。
雨模様のせいにして、マッタリ過ごしました。
昨日の1日ひとつ
- ようこそ、わが家へ(Audible)
- 今晩は吉永小百合です