古いままでいいもの、新しくならないとダメなもの
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「ポートピア連続殺人事件」「オホーツクに消ゆ」が大好きだった小学生時代。
昔を懐かしんで買ってみた「秋田・男鹿ミステリー案内 凍える銀鈴花」は、ただただ不自由を感じる、新しくならないとダメなものでした。
昔のアドベンチャーゲーム
コロナ禍でゲーム業界が熱くなっています。
いわゆる「巣ごもり需要」というもので、リモートワーク・リモート授業で浮いた移動時間が、ゲームに当てられているのでしょう。
出せばそこそこ売れる状況…
なのかどうかは分かりませんが、コマンドを端から選んでいくだけでいつかクリアできる、古いタイプのアドベンチャーゲームのリメイク発売を見かけます。
その反対に、新作で、わざわざファミコンテイストで、40代以上をねらったと思われる「秋田・男鹿ミステリー案内 凍える銀鈴花」。
さすがにフル平仮名は読みづらく、意味のないコマンド総当りはわずらわしく、ストーリーが頭に入ってきません。。
古い雰囲気はキライじゃないですし結構なことですが、不便なユーザビリティ(UI)を持ち込むのはいかがなものかと。。
さすがにファミコン・ライクが過ぎます。
インディーズソフトの位置づけで、DL版だけの販売にして、千円以下で出してほしかったです。前作「伊勢志摩ミステリー」は気になりつつも買いませんでしたが、前作を買っていたら、秋田男鹿は買わなかったです。。
新しくならないとダメなもの
その昔「ネ申エクセル」と揶揄された、1つのセルに1文字入れるという迷惑な仕様。
そこまではいかなくても、似たような使いかたをする方ってまだまだいます。
たとえば勤怠管理をエクセルで行っている場合。
1つのセルを1時間として塗りつぶして管理?するとか。。
備考欄を大きく取るために、5行×12列 くらい結合するとか。。
「ネ申」や同モドキに関しては、OSが新しくなっても使い手がアップデートしない(できない)状況に似ています。
見た目はあえて。UIは最新。
「秋田男鹿」に関しては、見た目はあえて「オホーツクに消ゆ」。
UIやストーリー展開は「ニンテンドースイッチ」であることを期待していました。
実際はすべてがファミコンだったわけでして、ショックは相当なものです。。
あえて古い見た目にしている古民家カフェなどは、若い女子にも人気があるもの。
それは雰囲気のいい・清潔な古民家だからで、
「トイレが和式で水洗じゃない」「ホコリっぽい」「不便さも昔」
なんてことだったら流行りません。
下部温泉郷。仕事に行ったはずが、癒やされて帰ってきた話し。藤川・下部温泉会館
若い人には分からない、中年は不便を感じるだけ。。
なぜこのような作品をいまさら作るのか。
筆者にとっては、反面教師的なゲームソフトとなりました。
Writer|山梨県の税理士 田中雅樹
●お客さまの担当は開業時よりすべて所長(タナカ)が行うスタイル。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
本日記
また雨。
7月に入ってから降らなかった日はなく、毎月の参拝にまだ行けていません。