Amazonマケプレの返品期間が2か月に。どうする経理。
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Amazonで中古品を売っている人(会社)ならご存知のとおり、2022年の年末から翌年の年始にかけて、返品可能期間(返品される可能性がある期間)が2か月に。
年末に売れて年明けしてから返品されたら、経理はどうなるのでしょうか。
(Amazonルールに付き合わされている感じで、個人的には嫌なルールです…)
売上の計上は、商品が相手に渡ったら
まず売上ですが、売れた時点で計上します。
商品が相手に渡ったら、ですね。
意図的に来年にしたらどうなるの?
…って疑問に思われるかもしれませんが、「相手に渡ったら」が基本です。
「渡った」かどうかは、発送したら or 相手先に着いたら で、またもや疑問に思ってしまうところ。
これについては、どっちでもOKです。
ただし、どちらかにルールを決めましょう。
発送したら売上にするんだ!
と決めたら、今後もずっと「発送したら」計上です。
返品は返品が決まった時点で経理
というわけでして、売上の計上は、返品という不確実な要素は考えずにします。
通常は、そんなに起こるはずありませんし。
そういうわけでして、返品は返品があったら経理します。
売上と同じ年(同じ事業年度)であろうと、売上の翌年(よく事業年度)であろうと、考え方に変わりはありません。
(以上、本題おわり!)
おまけ。もうAmazonで売りません
Amazonによれば、あくまで消費者が買いやすい環境づくりのためであると。
返品率は2%くらいだといっています。
わたしはこの「返品」未遂を経験していまして、すごく対応が手間でした。
税の書籍を大学生が買ってくれたようなのですが、
『買って読んでみたら思っていたのと違っていた』
というのが理由(らしいです)。。
プラス、時期も引っかかりました。
返品可能期間(通常1か月)が終了する日の3日ほど前。
Amazonに相談したところ「全額を返金する必要はない」とのことでしたが。。
最終的に返品しないということで落ち着きましたが、もうホントにイヤですw
売れにくくても、フリマアプリのほうがいい!
Writer|田中雅樹(税理士)
●担当者はタナカ本人。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
本日記
池井戸潤さんの新刊「ハヤブサ消防団」を聞いています(Audibleで)。
消防団の慣習というかルールというか、細かいところよく取材しているなぁと。
主役は三浦春馬さんで脳内再生しています。
昨日の1日1つ
●アトムの童(こ)
今日のラジオ
●アンガールズのジャンピン