初心者むけの本が読めない伝え手の工夫。
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フリーランスという生き方をしていますと、専門とするところについて、話しをしてほしいという依頼を受けることがあると思います。
あるいは「話し」ではなく、書いてほしいということもあるかもしれません。
「2」「3」を知ると「1」の伝えかたが難しい
専門性の強い仕事をしていますと、その道のイロハを、誰にでも伝わる表現で伝えることができなくなりがちです。
そのために「その道」の入門書を読むことは有効な手立て… といえそうです。
たとえば「経済学」とか「資本論」みたいなものだと、「13歳からわかる」とか、子供でもわかる表現で書かれた本が出ています。
そのような工夫がほどこされた本ならば是非読んで、伝え方のノウハウを盗みたいものであります。
カンタンに書かれた本はツライ
伝え方を学ぶために、あるいは研究のために、カンタンな本を読む。
人生の先輩方や同業者が初心者にどう伝えているのかを知るって、けっこうな収穫があるハズです。
…というのは上のブロックで書いたことです。
しかしです。
わざわざカンタンな本に「お金」を使い、その前に探す手間があり、読みやすいとはいえ「時間」(=探す+読む)を使って読むという一連。
かかる「お金」と「時間」に対し、『そりゃかかるよ』と腑に落ちるのならOKでしょう。
一方で「そうは思えないよ」ということですと、お金や時間をかけることがツラくなってしまいます。
ワタシは「そうでないのなら」側です。勉強のために読む本は、自分にとって、ちょっとだけ難しいレベルが理想だと思っています。(=自分の勉強 ってことなのですが。)
伝え方の本にSHIFTする
テキストなどが用意され「それを使って講義してください」ということでしたら話は単純です。
(1)事前に目をとおし、
(2)聞き手の理解を助けるためのコメントをはさみつつ
進行していけばいいのです。
上のブロックで書いたことは、いわば、伝えるための勉強。
「そのままパクれる」という見かたをしますと、「魚を買う」ことなのかもしれません。
じゃあ「魚を釣る」方法はないのかと考えたときに、同ジャンルの入門書を読むのではなく、「伝え方」の本がよいのではないかと思うのです。
言葉を「パクる」って簡単だと思いきや、「こういう伝え方はしたくない」という葛藤も生まれがちな気がしますし。
「伝え方」であれば、
- 図をつかう
- 身振り手振りをつかう
など。
得た知識を自分の中で変換する必要はありますが、その「変換」(=考える)というワンアクションがよい効果をもたらしてくれます。
「買う」が悪いのではなく、ストレスのない方法を選べばOKで、方法はいくつもある。といったところでしょうか。
【過去記事】図でつたえる。『なんでも図解』
Writer|山梨県の税理士 田中雅樹
●お客さまの担当は開業時よりすべて所長(タナカ)が行うスタイル。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
●山梨日日新聞「セミナー暮らしと税」年3~6回担当。
本日記
祝日はfreeeが軽いのでfreeeをちょこっと。
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商工会まわりがいよいよ始まります。
今年は近所ばっかりで移動はラクです。
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