Q「オススメの会計ソフトは？」A『慣れたものを』

 

「会計ソフト（経理ソフト）を新しくしようと思うが、オススメはあるか？」
と聞かれたら、今使っているソフトの最新版を買うのがよいと答えています。
慣れるまで使いづらいからです。

会計ソフトに限らず

ソフト（アプリ）って、慣れるまでは使いづらいものであります。
会計ソフトもいっしょ。
たとえば、税理士には使いづらいとされている「クラウド会計」というもの。
慣れる前に（下手をすれば聞いた話だけで）使いづらいと言っている税理士が多いのではないでしょうか。

慣れたもののバージョンアップ版を買え

というわけでして、今使っているものがあるのなら、同じソフトの最新版を買ったほうがいいですよと返事をすることにしています。
お客さんになってくださるかたには「freee」か「弥生会計」でお願いしていますが。

わざわざ慣れたものを捨てる必要はありません。

変えるケース

とはいえ、変えたほうがよいケースもあります。
あきらかに使いづらい…
ライバルソフトに比べて高すぎる…
というような場合ですね。

「高すぎる」の例ですと、たとえば年末調整ソフト。
従業員数が一定数超えると高くなるソフトがありまして、その「一定数」を超えたら他ソフトへの乗り換えを考えてよいかもしれません。

Writer｜山梨県の税理士 田中雅樹

●お客さまの担当は開業時よりすべて所長（タナカ）が行うスタイル。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当（2019年4月～）
●FM-FUJIラジオ出演（1年に1回ペース）、ブログは毎日。
●山梨日日新聞「セミナー暮らしと税」年3～6回担当。