企業もので楽しく勉強。「下町ロケット」「破天荒フェニックス」
スポンサーリンク
企業ものの小説は勉強になります。
ドキドキしながら楽しく読みましょう。
下町ロケット・ゴースト
ドラマがすごく面白かった下町ロケット。
「ゴースト」はドラマ第2期の前半(5話まで)に当たります。
2020.6.29現在、プライムリーディングの対象になっています。
「ヤタガラス」と共に。
「プライム会員」か「Kindle Unlimited」で無料でいけます。
話しは、▼こんな感じに膜を開けます。
●ダイダロス(ライバル社)の出現
●経理部長・殿村(トノさん)の実家田んぼの手伝いをして閃く(ひらめく)佃(つくだ)
振っておいてなんですが、話しはともかく。
佃製作所という会社は、佃をはじめとする技術者集団がまず強み。
それを、殿村という裏方が支える構図がすばらしいのです。
小狡い(こずるい)ことを仕掛けてくるライバル社に対して、正々堂々表舞台だけで勝負する佃製作所がまずカッコイイ。
そこに霞んでしまいがちですが、佃が突っ走ることができるのは、経理部長・殿村あってこそ。
組織のチームワークがハマったときの爽快感がビシビシきたら、池井戸潤ワールドにおちた証拠。
なんつって。
破天荒フェニックス・オンデーズ再生物語
こちらもハマりました「破天荒フェニックス・オンデーズ再生物語」。
【過去記事】
お勧めノンフィクション「破天荒フェニックス オンデーズ再生物語」「社長失格」
どん底のメガネ会社を買収し、すさまじい行動力、誰にでも人懐こい性格の社長・田中修治。
買収後の経営陣を除けば敵しかいない状況から、社内・社外に徐々に協力者が増えてきて、見事、再生を果たす爽快なストーリーです。
で。
田中社長の行動力と人柄があっての復活、ストーリーなのですが、やはり同書に関しても、ナンバー2(財務畑のかた)の存在が大きかったのですな。
まだの方にはぜひ読んでいただきたいです。
裏方の力
このような裏方のチカラというか、魅力。
そこに気づくことができると、読み方(受け取り方)の幅がイイ感じに広がってくるのではないかと思います。
「こういう働き方もいいな」とか、
「勉強してきたことが活かせそうだな」とか、
現実に結びつける読み方もできて、そうなれば立派なビジネス書です。
しかもドキドキしながら楽しく読める。
コロナ自粛明けでようやくスタートするドラマ「半沢直樹」(第1話:2020.7.19)も。
半沢をサポートする立場のキャラクターに、ちょっと注目して見てみてはいかがでしょう。
ドラマ語に読む原作もまた格別です。たぶん。
Writer|山梨県の税理士 田中雅樹
●税理士試験・税法合格科目:法人税法、消費税法、相続税法、国税徴収法
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
本日記
大久保佳代子のオールナイトニッポンGOLD。
めちゃくちゃ面白かったです。
radikoで7月3日22時まで聞けますので、まだのかたは是非に。
昨日の1日ひとつ
- BG~身辺警護人~ (2020)
- 3月のライオン(前編・実写映画版)
- 聖の青春(映画)