続ける技術。自分を変えたきゃ“たった2つ”のポイントをおさえよ。
スポンサーリンク
『「続ける」技術』です。
根性でやりとげろ とか、
執念が必要だ とか。
そういった話しではありません。
“根性がないからダメなんだ”
が言い訳になりがちな人ほど、おススメしたい本です。
著者が伝えたいことは「たったの2つ」。
出版物にありがちなボリューム調整盛りだくさんなので、うまく斜め読みして、要点を拾っていただければと。[/speech_bubble]
新しい習慣を作りたい・技術を得たい
- 勉強の習慣をつけたい
- 読書する習慣をつけたい
- 禁煙したい
- 運動の習慣をつけたい
- Excelが使えるようになりたい
- iPhone使いこなす一般人になりたい
など。
誰しも理想像を持っているもの。
そして、思いながらも、なかなか行動に移らないものかと。
努力や根性なんかでなく、科学的に行動をコントロールしようというのが本書。
著者のねらいです。
続ける技術の軸
著者は、続ける技術の軸は、次の2つであると書いています。
- ターゲット行動の発生をコントロールする(増やす)
- ライバル行動の発生をコントロールする(減らす)
ダイエットに例えると、こんな感じです。
- 運動する時間をつくる(増やす)
- 食事量のコントロールをクセにする(減らす)
- コンビニに行かない(お菓子を減らす)
続かない理由
新しい習慣(ほしい習慣)というのは、現時点では「不足行動」です。
不足行動の多くは、今始めてもすぐには効果が得られないもの。
がんばらないと到達できない目標。
到達したいけど、時間がかかるし、シンドイもの。
マイナスイメージを先行させると、言い訳ばかりで始まりません。
「不足行動」は、いつまで経っても「不足行動」です。
不足行動の時間をうばう「過剰行動」
一方で、“過剰行動”はすぐに効果が得られるもの。
わたしの場合だと「お笑い番組」です。
見るのは楽ですし、面白い。。
分解すると、こんなところでしょうか。
- 笑いたいから見てしまう
- 簡単に楽しめるから見てしまう
- お金がかからないから見てしまう
「過剰行動」を減らしていかないことには、「不足行動」を起こすための時間が確保できません。
なぜライバル行動の誘惑にあなたは負けてしまうのでしょうか?
ライバル行動は、行動した瞬間に、“あなたが望む結果”を得ることができるからです。
(「続ける」技術 より抜粋)
過剰行動を抑制する対策
上でも書きましたが、お菓子の習慣をなくしたいならコンビニに行かないことです。
お笑い番組見過ぎだと思うなら、パソコン持って、外で仕事をすればいい。
がんばらずに「過剰」を「普通」くらいに減らすには。。
考えてみましょう。
ターゲット行動のハードルを下げる
ライバル行動をなぜ起こしてしまうか
→楽に結果が出せるからだと分かりました。
次は、不足行動のハードルを下げること。
“いきなり大きな目標を考えるのではなく、ミニゴールを設定していこう”
と著者は書いています。
Excelを自分のものにしたいなら、本一冊を自分のものにする。
それでもハードルが高いと感じたら、1週間で10ページ読む→実践する という具合(ミニゴール)でしょうか。
他にも、サボりづらい環境をつくる。
たとえば、走る習慣をつけたいなら、
- ラン仲間をつくる
- ランの集まりに参加する
- ジャージの用意をしておく
とか。
状況を準備しましょう。
٩( ”ω” )و
悪しき習慣をやめたい
- ターゲット行動の発生をコントロールする(減らす)
やめたい習慣の対策についても書かれています。
禁煙したいなら、タバコ嫌いな人と接触する機会を増やすとか。
気になる方は、お読みくださいませ。
「ヒカルの碁」より、中国棋院・楊海八段 の名言
伊角さん(伊角くん)が中国に武者修行に行っていたとき、伊角さんの弱気な発言を受けて、中国のプロからもらった言葉です。
感情に振り回されるな。
これは自覚と訓練でできる。
元々の性格なんて関係ない。
修得できる技術さ、こんなもん
自分を変えられるのは自分。
技術をもって、自分を変えよう!
٩( ”ω” )و
編集後記
マンガ「ヒカルの碁」、毎度泣かされるシーンがあります。
それは、主人公ヒカルが、自分の打つ碁の中にサイを見つけるシーン。
“こんな所にいた”
思い出すだけで泣けます。
(;´Д`A “`
昨日の一日一新
- Kindle for PC アップデート
- Kindle読み上げ機能・行間隔変更機能
- ネッツ甲斐で作業待っている間に本一冊
- 石田淳氏の本