補助金獲得の手段を選ばない「税理士法人E」
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2022年05月02日『税のしるべ』によりますと、補助金の獲得競争がとんでもないことになっていると。
補助金申請の支援をする機関が、依頼者が補助金の獲得をするためだったら、手段を選ばない様子が見て取れます。
依頼者の利益=支援機関の利益
2022年5月までの「事業復活支援金」もそうですけれど、いやこれはおそらく楽なほうなのですけれど、補助金や支援金って申請にけっこう手間がかかります。
で、その手間を代行してくれるならしてほしくて、依頼者の支払う手数料が成功報酬であれば手元からお金が出ない。いやむしろ増える。
…というわけでして、依頼者と代行者は、いうなればWin-Winです。
「税理士法人E」
『税のしるべ』該当記事によりますれば、「税理士法人E」という会社がすごいことをやってくれたようです。
ザックリ書きますと、
●複数の会社から申請の代行を請け負い、
●まいうーなフルーツサンド製造販売会社だよという事業計画を
●複数の会社で使いまわししていた
というのです。
(テンプレートとしての事業計画は他にもあって、使いまわしをしまくって申請を半自動化。)
補助金を引き出せれば、代行料を得ることができれば、何してもいいのかよと。。
税理士ってマジメに手堅く仕事している人がほとんどだと思いますが、まぁ、業界の看板に泥を塗るような真似をしますかと。。
びっくりですわ…。
(注:税理士法人Eの「E」は、頭文字ってわけではないと思います。)
依頼者にできることは
依頼者には「こういう代行業者」に依頼してほしくないわけですが、じゃあどうやって選んだらよいのか。
『補助金』にしろ他のものにしろ、書類の中身を考えるのは補助金などを受けとる人(会社)のすることです。
「ぜんぶコッチでやりますよー♪」という代行業者に依頼して、ウソを並べた書類を元にお金をもらう人が増えてしまったら。
きっといつか補助金が減るか、なくなります。
書類作成はめんどくさいです。
気持ちはすごくわかります。
でも「ぜんぶコッチで」な業者には依頼しないでいただきたい。
ちょっと苦労して、正しく補助金などを受けとってほしいです。
Writer|田中雅樹(税理士)
●担当者はタナカ本人。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
本日記
ゴールデンウィーク中の貴重な?平日。
通常営業してくれているところへ行くには、かえって貴重なのですよね。
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