ひたすら傾聴。すれば話しは上手くいく。
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税理士として話しを聞く中で、けっこう失敗しました。
失敗のパターンとしてTOPに挙げられるのが「聞かない」こと。
中途半端はせず、「10対0」くらいの勢いで聞くことです。
そうしますと、満足して帰ってもらえることが多いです。
正論を挟まない。それが正論でも。
話しを聞いている途中、
「ん? たぶんそれ、ダメだな」
とか、
「あぁ、勘違いしているな」
と思うことがあります。
で、ワタシが口を挟む…
と、最悪なパターンの出来上がりです。。
「ちがうぞ?」
と思っても、最後まで、途切れるまで、話しを聞く。
ほぼ間違いなく、「聞く」が正解です。
(プライベートな会話も一緒ですよねぇ。。)
挟む→上手くいかない
よく、「男性は正論」「女性は同調」なんてことを聞きます。
でも!
男性も、意外と「同調」を欲しているのじゃないかと思っています。
最終的に求めているのが「同調」じゃなくても、話しが続いている間は、ひたすら頷きながら聞いたほうがヨシ。
「フンフン、そいで?」
という調子で、とことん聞くのです。
(もちろん、聞くフリはダメ。)
そうしますと、
『……かと思っていたのですが、調べたらこういう話しだそうで。。』
と、続いたりするのですよね。
ストーリー仕立てで話そうとしている可能性があるのです。
その場合、途中でツッコミ入れて、話しの腰を折ってはダメなのです。
挟むとずっと噛み合わない
ワタシの仕事がら、相談に来るかたが「ほしいもの」は正答です。
で、途中で挟む正答は「モドキ」。
情報のつまみ食いでは、正答は出せません。
問題をぜんぶ読まないと、答案用紙に正しい答えは書けませんものね。。
途中で口を挟むと、
- 相談者の人→ストレス
- 答えるほう→「ハナシ聞けや!」みたいなスイッチ入ったりして、やっぱりストレス…
挟んではダメです。
じっと傾聴です。
答えは、最後に置いてくる。
そんなワケでございまして、「答え」は最後に。
そっと机上に置くように差し出すとよいです。
スラムダンクの庶民シュートですね。
(=レイアップシュート です。)
庶民シュートまでの過程が「傾聴」
「答え」を期待しての相談ではあります。
でも人間、ヒトに聞いてもらうことがどれほど大事なことか。
答えにたどり着くまでの過程、
つまり「聞く」こと(聞いてもらうこと)もかなり大事な要素です。
(情報のつまみ食いを避けるためにも、です。)
相談を受け、答えを提供(提案)する側としても、伝えたいことは自分のターンを待つ。
そうしますと、自然にスッと、聞いてもらえます。
傾聴はラクか
ラクじゃないです。
聞いているフリなら楽でしょうが。。
自然に出来るようになるまで、意識して、全身全霊かたむけて聞きましょう!
慣れるまでは疲れますが、よき終わり方ができますぞ。
(半分、自分にむけて書いています。)
日記
日曜でしたが税理士業に。
肌寒かったので、Tシャツの上にジャケット着用で出かけました。
Yシャツはアイロンの手間を避けるべく、なるべく着ないようにしています。
(誰も求めてないし。)
昨日の1日ひとつ