独立当初のウブなハートを守れ!マウント同業者と,無料セール推し人。
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独立当初、ワタシは非常にウブでした。
ウブなときに痛い目にあって、失敗を重ねて強くなって。
…も、悪くはないのでしょうが、護身術のようなものとして、先人の経験を知っておくことも一つです。
マウントとりにくる同業者(心を守る)
- 「クライアントのところに行かなきゃいけなくてー」
- 「ほかに会社やってるんで、税理士は片手間でいいんですー」
- 「ゼロからどうやってお客見つけるの?」
いやー…「うるせーよ!」と言いたくなりますね。
独立の時期がほとんど一緒で、最初から仕事がある同業者に居がちです。
対処としては「距離をとる」。これが間違いないです。
良いアドバイスをしてくれそうな顔をしていますが、それは気のせいです。
しかし独立当初、それが分かりませんでした。
グサグサくるような言葉を浴びせられつつ、ちっぽけなプライドからか、自分の顔が赤くなるのが分かる…
同業者=仲間 だから無下にしては(我慢しなくては)いけないと思ってしまう…
という具合です。
繰り返しますが、距離をとることが正解です。
同じく上司ヅラしてくる先輩同業者についてもスルーして大丈夫です。
後輩(年下)には無礼な態度をとってもOK!
なんて時代じゃありませんし、その人に食べさせてもらっているワケじゃないのですから。
そのアドバイス、ほんと?「無料セール・激安セール推し」
- ワンコインで相談受ければ?
- 銀行で相談員をやってみないか(無料で)
「ワンコイン」を推してきたのは、キホン
“相談なんて無料で当然”
というスタンスの人でした。
「銀行相談員」という ナニソレ? なものを推してきたのは、元銀行員。
なので、まぁ存在するのでしょうが…。
いずれにしても「無料」(または著しく低額)で来る人は、本気じゃない人が多い印象です。
税理士(などの士業)であれば「無料相談会」というものがあり、そこで経験できれば十分でして。。
言葉は悪いのですが、『なんとか無料で書類作成までこぎつけたい』人しか来ないのですよねぇ。。
なかには「お金払うからやってくれないかな?」という方もいらっしゃいますけどね。「ワンコイン」のかたは、商品買ってもらうところまでたどり着けるそうですが。
他業種の社長やフリーランスからも、無料(無料体験)は「労多くして…」とよく聞きます。
無料で提供などせず、自分のスキル・提供するサービス に自信をもって、本当に必要としてくれる人のために力を注ぐべきだと思っております。
時間泥棒にも
さらに時間泥棒にも気をつけたいところ。
上に書いたような人たちが「時間泥棒」ということもあります。
役に立つケースも
以上に書いてきたこと、すべてを鵜呑み(うのみ)にはしないでくださいませ。
チョロっと書きましたが、無料から有料につなげることが得意な人もいますから。
ワタシの場合は棲み分けています。事務所サイトのほうに書く「税務記事」がそれです。
そういった意味では、たとえば「独立後1か月限定」など、無料相談に応じるというのも手ではあります。
マウント野郎はマイナス効果しかないかと。。
Writer|山梨県の税理士 田中雅樹
●税理士試験・税法合格科目:法人税法、消費税法、相続税法、国税徴収法
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
昨日記
「アウト×デラックス」ゲストの室井滋さん。
超常現象が起こりすぎる私生活に、ずいぶん笑わせていただきました。