努力できない脳をどうするか。「ドラゴン桜2」より

 

ドラゴン桜2・6巻で、ある言葉に衝撃を受けました。
「努力できない脳」という言葉です。

ヒジョーに心当たりのある言葉でして、せっかくなので、心当たりを書き連ねます。

「努力できない脳」とは？

「努力できない脳」とは一体なんなのか。
その持ち主は、要領よくやろうとする人です。
最小の努力でなんとか結果を出せないものか、努力しきる前に、なるべく努力しない方法を考える人。

欠点

努力できない脳の欠点は、ここ一番のがんばりどころを見誤ること。
「これくらいでいいだろう？」って考えて手を抜いて、結果、ぜんぜん足りてなかった…。
そういう経験をしがちなのです。努力できない脳を持つ人は。

長所

では、努力できない脳を持ってしまったら、悪いことばかりなのでしょうか。
たぶんですが、そんなことはありません。

泥臭くやることが苦手な分…かどうかは分かりませんが、ここ一番の緊張するような場面で、過剰な緊張をしづらい。
努力しすぎるほどの努力をしていない、もしくは、した自覚がありませんから、本番で変な力が入りづらいのかなって思うのです。

努力した自覚はいらない

1つ上のブロックの繰り返しですが、「努力できない脳」はダメなことばかりではありません。
もうひとつ、努力「した」「しない」って、基本的には本人にしか分かりません。

何が言いたいかと申しますと、「オレがんばった！」なんてことは思わなくてよくて、淡々と何かすること。
「あー、今日はちょっとレベルアップしちゃったかな」程度の感想が持てれば、まぁいいのかなと思うのです。

感情に乗せるのではなく、「仕組みに乗せる」って感じかもしれません。

Writer｜山梨県の税理士 田中雅樹

●お客さまの担当は開業時よりすべて所長（タナカ）が行うスタイル。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当（2019年4月～）
●FM-FUJIラジオ出演（1年に1回ペース）、ブログは毎日。