e-Taxから過去の確定申告書の閲覧申請が可能に
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e-Tax(Web版、SP版)より、過去の確定申告書(所得税)の閲覧申請ができるようになりました。
2020年分(2021年3月申告分)以降の直近3年分に限られますが、なかなか便利そうです。
申請の手順
ではさっそく、実際の申請手順をWeb版をつかって追ってみます。
ログイン後、「申告・申請・納税」をクリックします。
新規作成の「操作に進む」をクリックしましょう。
下のほうにスクロールしますと「申告書等の閲覧を申請する」があります。
そのすぐ下の『所得税申告書等情報の閲覧』をクリックです。
ここから先はマイナンバーカードが必要になります。
私の場合、税理士カードが紐づいているため、この先の確認が手間でしてごめんなさい。。
(指示どおりに操作すれば簡単!…と思います)
紙申告していた年分も閲覧申請できる
e-Taxをつかった閲覧の申請は、電子申告じゃなかった(紙申告だった)年分のものも閲覧申請できます。
便利にできていますね。
手数料無料
手数料はかかりません。
マイナンバーカードが必要
日本政府はマイナンバーカードを普及させたいですから、今回の便利な申請手続きにも必要と(いうのは考え過ぎ?)。
ま、実際、マイナンバーカードは便利ですよ。ホントに。
2020年分以降の直近3年分が申請可能
2020年以降の、直近3年分だけが申請可能です。
この記事を書いている2022年5月現在ですと、2020年・2021年の、2年分だけですね。
「もうちょっと過去の分が見たいなぁ…」
ということもありそうなので、もうちょっと範囲を広めてほしいというのが本音(私の)。
メッセージボックスに届く。PDF形式で閲覧。
申請したら、どんな感じで閲覧ができるのでしょうか。
●申請から数日でメッセージファイルにPDFが届く(→ダウンロード)
●ダウンロード可能期間は180日
とのことです。
なかなか使い勝手がよさそうですね。
これを機にマイナンバーカード取得も
今回のサービス。
紙申告の人でもデータ(PDFファイル)で「控え」がゲットできます。
これを機会にマイナンバーカードを取得するのも大いにアリですね。
とはいえ、「じゃあ、紙の控えを捨てちゃってもいいね!」というのは。。
収受印がどうなるか分からないですし、銀行などに見せる機会、補助金・支援金・給付金などのことを考えると、やっぱり捨てられないな…ってところなのですが。
Writer|田中雅樹(税理士)
●担当者はタナカ本人。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
本日記
山梨県出身のマキタスポーツさんにあやかって?「タナカスポーツ」という名前にしていたtwitter。
本名表記にもどしました。。
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