e-Taxソフトで代理送信のあれこれ。(税理士むけ)
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国税庁提供のe-Taxソフト。
使っている税理士は少ない※でしょうが、代理送信にフォーカスしてまとめます。
※9割5分がた、ベンダーソフトを使っているかと。
e-Taxソフトで代理送信する流れ
2020年というオリンピックイヤーに「いまさら!」ですが、e-Taxソフトをつかった代理送信には2つのパターンがあります。
それぞれ、ザックリな手順を示します。
1.納税者の利用者ファイルで代理送信する
- 納税者の利用者ファイルでスタート
- 納税者の申告書などを作成
- 税理士の署名をつける
- 税理士の利用者識別番号で送信
「4」はデフォルトで納税者の利用者識別番号が入っています。
訂正して送信しましょう。
じゃないとメール詳細にエラー情報が出ます。
「4」を変更しなかった(気付かなかった)ばっかりに日付をまたいで苦戦しました。。ヘタに慣れると些細なまちがいに気付けないものですね。
2.税理士(自分)の利用者ファイルで代理送信する
こちらの流れは「PCdesk」(eLTAX)に似ています。
- 納税者の利用者ファイルでスタート
- 納税者の申告書などを作成
- 申告書などを「切り出し」
- 税理士の利用者ファイルでスタート
- 「3」で切り出したファイルを「組み込み」
- 税理士の署名をつける
- 税理士の利用者識別番号で送信
手間がかかりますが、より「代理送信してるッ!」という感じがします。
ちなみに「PCdesk」についてはコチラで↓ 確定申告の場合の流れもいっしょです。
eLTAXソフト【PCdesk】で、税理士が顧問先データを代理送信する流れ(給与支払報告書)
3.裏ワザ? 署名を2つ付けると送信できてエラーなし
「1.納税者の利用者ファイルで代理送信する」の流れに似た方法です。
- 納税者の利用者ファイルでスタート
- 納税者の申告書などを作成
- 税理士の署名を2つ付ける
- 納税者の利用者識別番号で送信
たまたまの操作ミスだったのですが、署名を2つ付けることで【送信】→【エラー情報なし】。とおってしまいました。。
署名2つはOKとしても、「4」は税理士の利用者識別番号でなければNGのハズ。。
e-Taxソフトの操作マニュアルには載っていない方法であり、翌日に税務署から電話がかかってくる可能性大です。
書いておきながらなんですが、やめましょうね。。
署名付与のタイミングでエラーが出る場合
代理送信から話しがズレますが、エラーつながりということで書いておきます。
署名をつけるタイミングでエラーが出ますと、これがけこうやっかいです。
どこに間違いがあるか表示されませんので…。
∴自分で探せ と。。
ションボリしても先に進みません。間違いを探しましょう。
まずは基本情報をあたるのが良いかと考えます。
「基本情報変更」ボタンをクリックして、
- 納税者と税理士の情報
- 提出年月日
などを確認してみましょう。
「提出年月日」に関しては、すべて空欄なら問題なしです。
「年」「月」が入力されていて「日」が未入力など、一部未入力だとエラーが出ることがあります。
別表十六(一)なども、取得年月日の「日」だけ入っていないなど、一部が未入力だとエラーが出ます。
エラーにならない深刻なエラー
上に書いてきたエラー。
なかなかやっかいなものです。
しかしもっとやっかいなものがあります。
それがプログラミングでいうところの「デバッグに引っかからないエラー」です。
たとえば別表四、別表五(一)(二)あたりに間違いがあっても、e-Taxソフト は指摘してくれません。
ベンダー提供の申告書ソフトとの大きな違いです。
まぁ、釈迦に説法でしょうが。。
油断できない分、申告書に向き合えるのはイイことかも知れませんが。
本日記
1日なので神社参りへ。
神社ちかくの梅の花にスマホを向けていたところ、通りかかった軽トラに不審者扱いされてしまいました。
昨日の1日ひとつ
- メールでタイヤ組み換え予約
- 市の不要家電収集にPCを出す