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もし試験が中止になったら|2023中小企業診断士,那覇地区会場

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2023年8月5日・6日で行われるはずであった中小企業診断士試験。
沖縄県那覇地区会場だけ、台風のために中止となってしまいました。

中小企業診断協会の発表によれば、同地区会場の受験生には「返金」が行われ、科目合格の「有効期限」について対応をするとのこと。
かなり残酷な決定です。

 

再試験なし?

この発表から察するに、2023年那覇地区で受験するはずだった人たちは全員不合格といっしょ。。
今年で合格を決められる準備をしてきた人にとっては、これまでかけてきた時間や労力が奪われたに等しい決定です。
知識は残るにしても、それは机上のものであって、実務はまた違いますから。
実務に役立つとは限らないその机上をもう1年やらされるって、これほどの理不尽は同情してもしきれません。。

一方で天候を考えると、中止もやむを得なかったのかもしれません。
台風が停滞していましたし、線状降水帯が発生とかなんとか。。

 

年イチ試験のこわさ

もし那覇地区会場だけ延期したとしたら、試験問題は別に作らないといけないでしょうね。
他会場で受けた人や、中小企業診断士講座を提供する資格学校などから試験問題は入手できるでしょうから。

となれば、言葉は悪いですが、協会が延期できない事情のひとつに「めんどささ」がありそうです。
また、問題が違うことで他受験生と競わせることが難しくなる。。

税理士試験の場合だと、「年1回以上実施する」とうたっている割に2回行う気配がまったくありません。
そこから想像できるのは、作問に時間がかかること。
さらに、合格発表まで約4か月ですからね。
(最近はちょっと早くなって3か月3週間くらい。)

 

他で受ける

ここ数年、特に九州は雨による災害が多い印象があります。
かつて税理士試験がノーエアコンで行われていた時代、北海道受験が人気であったと聞きます。
協会が今回のような措置をとる限りは、交通費や宿泊費をかけてでも、遠征したほうがよいのかもしれません。

まぁ、もうこんな事態にならないことを祈りますが。。
協会さんも、もうちょっと受験生に寄り添った対応をしていただきたいと思います。

Writer|田中雅樹(税理士)

●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。

 

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ここ数日は日付が変わる時間帯になっても暑くて、今朝の室温はなんと29度。
食欲はまったく落ちませんw

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