最初に「うまくやらない」と決めること。フリーランス,ひとり社長の最初。

 

独立当初「やっておけばよかった」こと、
「やらないでよかった」こと。
おまけで、同業者団体との付き合いかた。

参考になれば幸いです。

 

やっておけば良かったこと

特に最初のうち。
仕事がないうちですね。
「何でもやる」という気持ちが不足していました。
反省しています。

おかしなプライドはジャマです。
バリバリ仕事をとっている人を参考にするのは良いのですが、聞きすぎるのはオススメしません。

他人と自分はちがいます。
自分に合うスタイルが分からないうちに、他人のマネで型を作ろうとしても良い結果はでません。
出れば、それはそれで大いにケッコウなことです。

まずはカッコ悪くてもですね。
「直接お金をもらう」という経験を、不格好でもいいからするんです。
少しでも早く、です。
給料（給与所得）以外でお金をもらう経験ですね。

繰り返しになりますが、独立してすぐ売上げが見込める状態ならOK。
好きなようにレッツゴーです。

しかし、そう上手くいかない人がほとんどでございましょう。
だから最初は泥くさく行く。
おかしなプライドは持たずに行く。

いろいろと修正を入れていくのは、もうちょっと時間が経ってからでOKです。

時間というか、経験して、つど修正していけば。

 

やらなくて良かったこと

一方で、先輩がたの声を聞いておいて正解だったと思うこともあります。

まずは失敗談で、
「あー、聞いておいてよかった」
と腑に落ちるものですね。
そのような失敗（聞いた失敗経験）は、わざわざ経験する必要はないです。

もうひとつがお金の話し。

●商品を納品、
●サービスを提供、
したのち、お金をもらうことになる場合。

「独立したばっかりだから負けてくれるよね？」
とか、
「独立したばっかりだから、支払いが遅れてもガツガツ言ってこないでしょ」
とかですね。。（つまり舐めてかかってくる人。。）
悲しい話しですが、そういう人、本当にいます。。

特にサービス業。
「安くて当然」という意識、フツーにあります。
残念なことです。

「安くて…」どころか、「一度くらい踏み倒して当然でしょ」な感じの人も。
支払いに関しては、事前にしっかり説明して（相手に伝えて）おきましょう。

最初に「うちは前払いです」と伝えてしまうのが安全です。
後々のトラブルを避けられる可能性が高くなります。

もちろん、事前の面談などの時点で断られるかも知れないですが。
そこは勇気を持ってフルイにかけちゃいましょう。

あとで泣かないために。

 

 

同業者団体をどうする

同業者団体に所属する必要がある仕事をする場合――。

「使命をもって」とか、
「社会貢献が」とか。
そういった建前で協力が求められることがあります。

で。
言葉は悪いですが、キレイな建前に気をつかって付き合いすぎるのも考えものです。

活動のために仕事がまわらなくなって、
活動のために人件費がかさむとか…ね。

団体の活動を否定はしません。
ただ、自己を犠牲にして協力したとしても…　という話しです。
団体がこちらの身を守ってくれるワケではありませんからね。

順番を間違えない。
まずは自分の身を案じたほうがいいです。

適度に協力はしつつ、ある程度のキョリはとるようにしています。ムリはしない！