freeeの試算表エクスポートはCSVでして,Excel。PDFで渡す。
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銀行から求められる試算表。
貸借対照表の『預金』は、銀行ごとに分けないようにしましょう!
現金と預金はまとめる
借入れがある銀行から提出を求められる試算表。
会計ソフトのフォーマットに任せますと、情報を与えすぎかもしれません。
たとえば貸借対照表の「預金残高」です。
冒頭で触れたとおり、「現金」残高と合わせて、「現金預金」というかっこうで表示すれば十分。
ヨソの銀行預金残高まで知らせてやることはありません。
細かすぎるfreee
クラウド会計をウリ文句として、すっかり定着した感のある「freee」。
ただ正直、freee標準の試算表は細かすぎます。
上に書いたような銀行ごとなってしまうのはもちろん、連携したカードも貸借対照表に表示されてしまいます。
「未払金」的な立場で「流動負債」に表示されるのですが、これって、「未払金」と合計してしまってよいものです。
細かく教えてやる必要はない…という理由の他に、見慣れないものを見せて、
「ちゃんと経理できているの?」
みたいな、要らぬ心配(不信感?)を与えないためでもあります。
編集はExcel。PDFで渡す
freeeで話を続けます。まず、
●試算表を「CSV形式」でエクスポートし、
●「名前をつけて保存」から「エクセル形式(xlsx)」で保存
●現金預金にまとめる。カードの残高を未払金に
編集しましょう。
まとめられたらPDFで印刷します。
で、このPDFを、融資担当者にメールすればOKですね。
試算表を出せるようにしておくこと
最後にオマケのように書きますが、大事なのは、試算表を出せる状態にしておくことです。
出せる状態というのは、日々の経理をしておくこと。
税理士あるあるで、
『お客さんから「試算表だせる?」と言われたけれど、今期1回も資料を預かっていないんだよね…』
というものがあります。
試算表は「出せる?」と言われたからといって、「よし出すか」と気合を入れたからといって、出せるものじゃありません。。
準備があって出せるものです。
無茶ブリしたところで、
『なーに言ってくれちゃってるの?』
と言われるのが関の山なのです。。
Writer|田中雅樹(税理士)
●担当者はタナカ本人。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
本日記
久しぶりにゼルダ無双を。
ちょっとだけ仕事も。
プチ原稿の締切が近いことを知って青くなりました。。
昨日の1日1つ
●恋は雨上がりのように(映画実写版)
今日のラジオ
●佐藤と若林の3600
●オードリーのオールナイトニッポン