ふるさと納税で日用品をえらぶ時代。
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2022年4月、ずいぶんと物価が上がっているようです。
その影響がふるさと納税の世界にも出ている様子。
おもしろいですねぇ。
返礼品としてボックスティッシュ、トイレットペーパーをえらぶ
ふるさと納税の返礼品といえば、ちょっと贅沢に「うなぎ」「シャインマスカット」「桃」など。
ご当地の旬を選ぶ人が少ないないでしょう。
わたしもそのクチです。
地元(山梨)の品といえど、いまや葡萄も桃も、なかなか口に入れられるものではありません。。
それが今、その「少なくない」の一部に日用品が入ってきています。
物価がガツンと上がったからですが、いやはや。
返礼品を提供するほうも、寄付してもらうほうも、賢いですねぇ。
お金の価値
ヨーロッパで起こっている戦争、中国上海で長引く可能性が出てきたロックダウン。
結果、モノが不足するので物価上昇が起こるわけですが…。
デフレスパイラルな世の中が支えてきた、賃金アップがかなわない日本人の懐事情。
それを考えますと溜息がでますねぇ。。
この先、返礼品もショボくなっていくかもしれません。
パワーアップした所得拡大促進税制で変わるのか
上がらない給料に政府が業を煮やしたかどうか分かりませんが、2014年くらいからの「所得拡大促進税制」で、サラリーマンの給料アップをはかっています。
中身は「授業員の給料UPをしたら法人税を安くしますよ」というもの。
しかしそもそも赤字企業には恩恵のないものでした。
赤字→法人税ゼロ→安く出来ない。。
わけですから。
持続化補助金はどう?
そんな中、赤字企業でも恩恵が受けられそうなものが。
それが「従業員の賃金アップをすれば補助金を出しますよ」というもの。
どんなものかといいますと、持続化補助金に「賃金引上げ枠」というものができて、200万円を上限に補助金を受け取ることができます。
他にも「販路拡大の取り組み」が必要だったりします。
で、書くまでもないことですが、「もらえるからやる」という意識では仕事はうまくいきません。
本来の趣旨を汲んだ上で、恩恵に預かりたいものでございます。
Writer|田中雅樹(税理士)
●担当者はタナカ本人。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
本日記
2か月ぶりの講師業。
久しぶりだと疲労感が7割増しくらいあります。
昨日の1日1つ
●タカオカ目線(読売テレビニュース YouTube)
今日のラジオ
●吉住の聞かん坊な煩悩ガール