持続化給付金,事業復活支援金は「ガチャ」だったのか
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人気作家、橘玲さんのコラム「世界は損得勘定」(日経ヴェリタス)。
6月12日号のテーマは「支援金ガチャ」だそうです。
(わたし、読んでおりませんので「だそうです」です…)
持続化給付金は「ガチャ」か
不正受給とか、
税理士の高額な手数料とか、
2022年5月まできて国税局職員による不正受給指導とか、
いまだに世間をにぎわす持続化給付金。
事業者をコロナ倒産から守るため、給付までのスピードを重視した結果でした。
「正」「不正」に関わらず、コイン(偽コイン)を入れて回せばお金が出てくるガチャであったといえます。
これって、世にいう「ガチャ」ではありませんよね。
悪事がバレてお縄になった申請もあったのでしょうが、バレずに埋もれた悪事(偽コイン)がかなりあるだろうと推察します。
事業復活支援金は「ガチャ」か
では「事業復活支援金」はどうだったでしょうか。
「持続化給付金」に比べ、申請条件がずいぶんと厳しくなったのは間違いありません。
また、SNSや実体験で知る限り、何度となく書類の提出「しなおし」があったり、OKサインである「振込手続き中」に至らなかったりと、労力や心理的負担の要るものでした。
しかしながら、最終的には支援金をもらうに至った申請者がほとんどだったように感じています。
こちらも「ガチャ」ではなかったと思います。
※この記事を書いている時点で、まだ申請期限はむかえておりません。
ちゃんとした経理
いい加減でもとおってしまった持続化給付金。
いい加減だと資料に矛盾が出てしまった事業復活支援金。
コロナの先行きによっては、今後も、「支援金」などがあるかもしれません。
その時に「条件を満たしているのにもらえない…」のは、ちゃんとした経理による確定申告書を提出しなかったから!
ということになるのでしょうね。
まぁ、事業復活支援金で思い知った?かたも少なくないのでしょうけれど。。
とある税務雑誌の記事を読んだところ、
●確定申告をしてこなかったり、
●してもいい加減な内容だったり
したことで、給付金、支援金の申請をあきらめ、廃業を選んだ事業者もいるようです。
適切な経理と確定申告。
当たり前ですけれど、あらためて大事ですね。
自分を守るために。
Writer|田中雅樹(税理士)
●担当者はタナカ本人。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
本日記
事業復活支援金の事前確認。
次回があるのなら、国や商工会だけで対応していただきたいなぁ…と、ちょっと思った日でした。
今日のラジオ
●プチ鹿島のラジオ19XX