ニガテを “半分、強い” に。山梨県中央市の税理士

がーどまん氏の顧問税理士がひどすぎる件。

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先日(2023年7月1日)YouTuberのがーどまん氏に査察が入ったことについて、妄想を交えつつ書きました。

がーどまん氏はなぜ無申告だったのか。なぜ査察まで入ったか。

その後、税理士側とのやりとりが動画になっていたので、それを見た感想などを書きます。

 

税理士が100%悪かった

2023年7月4日にUPされたがーどまん氏の動画によれば、悪いのは税理士でした。
通話の録音がありましたから、これ以上ない説得力です。

その中身ですが、発端となったのは、世の中がコロナ禍と呼ばれだした頃の確定申告。
申告期限の延長制度を逆手にとるようなかっこうで、税理士側の一方的な都合で、申告しなかったようです。
(依頼していたのは、がーどまん氏の会社の法人税申告。消費税については動画内で言及なしだが、それも含めてかも。税理士報酬はきっちり支払われていた。)

期限延長なんてものがあろうと、がーどまん氏は「申告してほしい」と伝えていました。
それなのに税理士側は、せず。
(税理士側は、次の確定申告のタイミングで2年分まとめて申告しようとしていたらしい。)

仕舞いには、
「裁判でうちを訴えてくれたら、税理士賠償保険が使えるとおもうから、損害賠償金を出せます」
みたいなことを税理士側は言っています。
「いくら支払ったら許してくれますか?」
とも。
(この保険で加算税や延滞税は対象外。これに相当する地方税も対象外。)

いやーホント、酷すぎますね。
がーどまん氏が若いからって、ずっと舐めてたんでしょうね。
そうとしか思えない。。

 

それでも刑事事件の被告になるのは…

それでも査察が入ったのはがーどまん氏の会社や家だし、これから検察の事情聴取もあるでしょう。
一番悪いのは税理士だし、がーどまん氏の言い分を真に受けるなら二番目に悪いのは事務所の社長っぽいのに。
(このあたり、動画見てくださいませ。)

最初の動画でがーどまん氏は「税理士に会ったことない」と言っていましたが、電話連絡はしていました。
報酬の支払いはもちろん、確定申告に必要な資料も税理士に渡っていた様子が音声から伝わってきます。

1回目の動画ではちょっと説明が不足していたところがあって辛辣なコメントが付いてしまったようですが、2回目の動画でいろいろとハッキリしました。
わたしも誤解していた部分がけっこうありましたから、2回目の動画を出したことは良かったと思いますね。

 

民事で訴える。懲戒請求する。

今後がーどまん氏に出来ることといえば、まずは民事で税理士を訴えること。
重加算税を含む加算税や、延滞税、慰謝料、仕事を失ったことの補填などをしてもらうことでしょう。
(弁護士じゃないので間違っているかもしれないごめんなさい)

それから、その税理士が所属する税理士会に対する懲戒請求です。
最低でも1年間は税理士資格が停止になるはずです。
それで顧問先をかなり失うでしょうから、大きな打撃になるのは間違いありません。
すでにニュースの段階で、税理士会から事情聴取があったかも知れないですが。

 

Writer|田中雅樹(税理士)

●担当者はタナカ本人。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。

 

本日記

Twitterでも話題になっているがーどまん氏の税理士。
事務所の急拡大が災いして、査察にまでつながってしまったのではないかという意見を見ました。
いくら忙しくなっても、反対に気が抜けたとしても、こんな最低の対応は真似できないと思いつつ、ちょっと税賠の勉強にはなりました。

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