ゲームにも人にも,点数をつけるって難しい。

 

とあるゲーム実況配信者（YouTuber）がある日の動画で怒っていました。

『今回の編成※は●●点です！って言うと、40点か60点の2択ですよね？…とツッコミが入るから、今日から偏差値ということにします』

と。
そのツッコミ、わたしも思っていました…ｗ
何かに点数をつけるって難しいですね。
（さらにその後、偏差値もなくなった？）

※・・この「編成」（＝ブキの編成）については遊び手であるプレイヤーが選ぶことはできません。ランダムなのか、制作側の随意なのか

 

何が100点？

冒頭のツッコミは自然なことです。
40点とか60点とかつければ、「満点は100点なんだろう」と思うのが自然。

『今回は強いです。点数は60点くらいだと思っています』
え？おい？強いんだろ？…と。

偏差値でも同じじゃないかなーと。。
「ブキ」は人によって得意・不得意が分かれますし。

いっそのこと評価をやめる。
あるいは星1つから星3つの3段階くらいにしたら、まぁまぁ受け入れられるかと思いますけれどね。

 

絶対と相対

わたしが点数をつける機会は、学校の前期末試験・後期末試験です。
非常勤講師の仕事としてで、まぁフツーに準備してもらえていれば、95点くらいはとれるレベルの出題です。

これって実は問題もあって、優秀な学生の成績が相対的には「並」になってしまうこと。
そこに葛藤はありますが、絶対値で点を付けさせてもらえばまぁちょっとは。。
結果「優」評価ばかりになってしまっても、それはそれ。

たかだかゲームに採点しても誰かの目があって、ましてや「人」となればこれまた難しいものでございますね。

Writer｜田中雅樹（税理士）

●担当者はタナカ本人。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法II』『税務会計演習』を担当（2019年4月～）
●FM-FUJIラジオ出演（1年に1回ペース）、ブログは毎日。