筋トレの目的。勉強の目的。
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ある「筋トレトレーナーインスタグラマー」の発信にグッときました。
20代前半のナイスガイな風貌の人です。
筋トレマシンの功罪
そのインスタグラマーによれば、筋トレマシンに向く人・向かない人がいるというのです。
まずザックリと長所と短所を。
- 「功」・・外側の筋肉が大きくなる
- 「罪」・・インナーマッスルに効かない
健康増進のためにスポーツクラブに通っている人には、インナーマッスルこそ大事。
しかしそんな人がマシンでの筋トレにハマってしまうと、かえって健康を害することがあるというのです。
本質がわかっているか
さらにグッと来たのが、
「筋トレマシンで鍛えるのは、無重力下で鍛えるようなもの」
という文言でした。
確かに「おしり」「太もも」に効く『レッグプレス』というマシンに心当たりがあります。
自重をつかうスクワットとはけっこうな別物なのです。
レッグプレスをガンバっているワタシ。スクワットが苦手なのです。
自重トレーニング
足を肩幅に開くスクワットも、
足を前後に大きく開いて行うスクワットも、
上半身のフラツキと戦いながらすることになります。
一方で筋トレマシンには「フラツキ」がありません。
人間の本来の動きではないワケです。
フラツキを補正するためバランスをとる
▼
さらに自重とたたかう
こうすることで、インナーマッスルも、アウターマッスルも、刺激を受ける。
さすがプロ。
ロッキー4
そういえば「ロッキー4」もそうでした。
ロッキーは大自然の中で体を鍛え、
ライバルのドラゴは最先端の科学的トレーニングで鍛える。
もちろん映画の演出ではありますが、ロッキーのトレーニングは人間本来の動きってことなのでしょう。
勉強の目的
勉強の目的も人それぞれで、
- スキルアップのため
- 知見を広げるため
- 資格取得のため
- 問題解決のため
- 論文作成のため
これが正解だ! と言い切ることは誰にも出来ません。
一方で、これは悲しいなと思うのが「良い点をとるため」。
その場限りの勉強です。
非常勤講師として教育の場に片足を突っ込んでいるだけですが、けっこう悲しいです。
とはいえワタシも、大学時代、単位だけのための勉強は山ほどしました。
ここから話を発展させてしまうと大学不要論とか、手に余りますし無理なのでしませんが。
しかし入って出る(入学して卒業する)ためには、無意味と思うことにも付き合わざるを得ず。
そもそも入らない。
違うと思ったら修正する。あるいは、やめる。
「何がしたいか」、考えるクセは常に持っておきたいと思ったのでした。
Writer|山梨県の税理士 田中雅樹
●税理士試験・税法合格科目:法人税法、消費税法、相続税法、国税徴収法
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●他にもFM-FUJIラジオ出演、ブログなどを通じ、身近な税を分かりやすく届けている
本日記
ニッポン放送『高橋みなみと朝井リョウ ヨブンのこと』にハマっています。
朝井リョウさんの語り口がとにかく好きで。
軽やかに、まろやかに、好き勝手しゃべっている。のに、言葉の端々に知性を感じる。
すばらしいです。
昨日の1日ひとつ
- パラ☆DO!
- レモンのチーズタルト