ずっと役に立つ勉強の勇気。税理士試験・財務諸表論
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学生時代はもちろん、社会人になってからも勉強が求められる(欠かせない)今。
「この勉強のしかたで合っているんだろうか」と不安になることがあります。
変えるには勇気がいりますが、変えて後悔したためし… ほとんどありません。
以下、税理士受験生時代の話の一時期(2011年9月から2012年8月)を元に。
9月から11月。理論をベタ暗記
税理士試験の受験生をやっていたときの話。
「要点チェックノート」でしたか。某資格学校でもらった(正確には買った)、重要論点をまとめたB6サイズの冊子がありました。
主に暗記用につかってくださいー
みたいなことを担当講師に言われ、これを隅から隅まで、暗記するために繰り返し読んでいました。
講義で習った該当箇所を暗記していく感じです。
おかげで、月1回のテストは好調。
学校がまとめたものが正答になるような出題でしたから、当然といえば当然です。
本試験に合格が目的
税理士受験生は、けっこう、ネットを見ます。
そのネットによれば、「財務諸表論の理論は、暗記ではなく、理解」らしい…(滝汗)
という情報を得ました。当時。
かなり焦りました。ずっと暗記でやってきましたから。
それを知ってすぐ勉強法を変える! …ことは、できませんでした。
焦りながらも、誤った勉強法から抜け出せなかったのは、
『おれは理論が苦手なんだ… 暗記しないで書けるわけがないじゃないか…』
という思いだったかという記憶があります。
そんな言い訳にならない言い訳をしつつも、学校の模試で高得点をとったって意味がありません。
練習でうまくいくに越したことはありませんが、「本番に直結しない練習じゃあ無意味」なのは間違いないですよね。。
ベタ暗記を捨てた12月。成績はDOWN
とにかく勉強のしかたを変えなければいけない。じゃあいつから変えよう… 今でしょ!
とならなかったのは上記のとおり。
とはいえ「一刻も早く変えねば!」という思いから、エイヤッ!と、12月に変えました。
具体的にどこを変えたかというと、
●暗記をすてる
●なんべんもテキストを読む
●キーワードは暗記する
という具合。
その結果、年内最後のテストは点数爆下がりです。。
結果が出始めたゴールデンウィーク前後
それなりの結果が出るまで苦しみました。
タイトルのとおり、ゴールデンウィーク近くになってようやくイイ感じの結果が。
テキストベタ暗記がはまる問題も、それだけでは答えられない問題も、イイ感じになってきました。
学校の模試もこの辺りのタイミングで問題が難しくなってきて、なんとか間に合った感じです。
ゴールへの道すじを辿る
合格のための正しい努力をネットで探し、
間違っている可能性が高いと知り、
軌道修正する勇気。
ネットの情報は玉石混交といわれますし、確かにそのとおりで、あるていど見極める目が必要です。
そこはクリアするとして、問題は、
●間違いに気づき
●軌道修正すること
でしょうか。
「ここまでやってきたこと」を捨てるのって、それが間違っていたとしても、怖いものですからね。。
結果に後悔しないための過程
ムダな努力の有無が議題に上がることって、まぁ、あります。
たとえば趣味でやっていることは、お金にならなくても無意味ではないでしょう。自分で決めることですし。
結果が大事なのか、結果よりも過程が大事なのかはケースバイケースです。
この記事では「間違った過程だと、正しい結果に行き着きにくい」ことを取り上げたつもり。
試験に限らず、過程のよりよい修正は、時間が経ってから「よいもの」に変わっていくと思っています。
Writer|山梨県の税理士 田中雅樹
●お客さまの担当者はタナカです。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
本日記
PayPayの某加盟店で耳にしました。
年末から年始の、キャンペーン対象の地域の情報です。
なにかとお金がかかる時期。助かります。
昨日の1日1つ
●ムショぼけ
●サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー
●「消費税の転嫁拒否等に関する調査解答用紙」自分分を記入
今日のラジオ
●TOKYO SPEAKEASY
●田中みな実あったかタイム
●ファーストサマーウイカのオールナイトニッポン