ニガテを “半分、強い” に。山梨県中央市の税理士

無料でみんなに好かれようとして、みんなに嫌われる。

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税理士という職業がら、
「ちょっと教えてほしい」
と言われることがあります。

知識や手間を買っていただく仕事をしている場合、どこまで応じるべきでしょうか。

※「龍麺ふえ郎」など、二郎系ラーメン名物の無料トッピング。ラーメンを買わずに無料トッピングだけ食べることはできません。

 

タダでどこまでやるか。

無料でどこまで応じるか。
ワタシの場合、キホン、応じていません。
いないのですが、永遠のテーマというか、迷いはあります。

恩を売っておく(という考え)

タダ、もしくは低額で貸しをつくっておく。
(いずれ本来の金額で依頼をしていただく。)
ひとつの考えかただと思います。

独立して3か月ほど経ったころ、地元商工会主催の「起業塾」(企画名うろ覚え。4日間か5日間くらいのセミナー)に参加しました。
3か月経っても仕事がゼロという状況での参加。
そのセミナーの最終日、地元の金融機関を退職してアドバイザー的な仕事をしている方にボロクソ言われたことをよく覚えています。

ボロクソ言われた中もらったアドバイスは、

「アイ●ッセで税務相談のxxx(忘れた…)があるぞ」(もちろん無料)
「銀行のお客の税金相談員をしてみるか?」(もちろん無料)
「とにかく最初は全部無料だ」(だ!)

いずれも試していませんので否定はできません。
少なくとも「出会い」は生まれますし、(有料の)仕事につながることもあるでしょう。

「ちょっと来て」に乗れない

「相談したい。近所だからちょっと来て」
とお願いされることがあります。

将来お客さんになってくれるかもなぁ…
と考えだすと、「うーむ」と考えてしまいますが。
馬鹿の考え休むに似たり、です。

実際のところ、これをやってしまうとメニューがお亡くなりになります。
ちょっとした相談なら、税理士会などが主催する無料相談会というものがありますし。
商工会に入会するとか、青色申告会に入会する手もあるでしょう。

税理士無料相談会では「申告書の作成」や「細かい計算をする」、「具体的な数字を出す」ことは応じてもらえません。一般的な相談のみ。個別具体的な相談、判断を仰ぐこと は、キホンNGです。

無料で受けないことは、税理士に限らず、知識やスキルを売っている人たち全てのためだとも思っています。
だいぶオコガマシイ発言ですが。

「アイツは無料でやってくれたぞ」
の「アイツ」は誰かの迷惑になる可能性がありますし、
何よりその「アイツ」になりたくありません。
カッコ悪いじゃないですか。。

もし無料でやるとしたら、過日に話しを聞いたNPO法人の申告とか。
高い志があって、非営利でやってらっしゃる方たちのお手伝いをしたいなぁ。
なんて思いますです。

本日記

エクセルに手入力してfreeeにインポート。
この時期くらいしかしないので、復習してからのトライ。
できれば避けたい作業ですが勉強にはなります。

昨日の1日ひとつ

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