仕事に対する姿勢を学びたいノベルス。半沢直樹・下町ロケット
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今更ですが「半沢直樹」「下町ロケット」は、働くものとしておさえておきたいノベルスです。
下町ロケット
『下町ロケット』は全4冊。
「半沢直樹」と並ぶ、池井戸潤の代表作です。
佃製作所
佃航平(つくだ・こうへい)は超一流の技術者です。
佃が社長を務める「佃製作所」には、佃に負けないくらいの技術者がたくさんいます。
技術者たち以外にも、会社をささえる営業・経理の社員たち。
ほとんど全員が会社と仕事を愛しており、お互い真正面からぶつかり合っています。
小細工しない
池井戸潤さんの著作(あるいはドラマ)を知っている人ならご存知だと思いますが、ライバル社(敵社?)のクセの強さといったら、筆舌に尽くしがたいものがありますよね。
それでも佃製作所はヘタな小細工はしません。
自分たちの仕事に信念をもって、自信をもって作り上げた製品を納めるのみです。
小細工する相手に苦戦はしますが、最終的にはその姿勢が信頼をよびます。
ごまかすことをしないから矛盾もありません。
できれば原作を
ドラマ版もスゴく面白いです。
それでもできれば原作を。
というのも、ドラマですとカットされている話しが多いのです。
仕事へのプライドの持ちようが学べます。
半沢直樹
2013年、ドラマ版が社会現象を巻き起こした「半沢直樹」。
常に大ピンチですが、そこからの逆転劇が痛快です。
“倍返し”
半沢直樹のキメゼリフ「倍返しだ」。
その対象は常に悪党です。
出世のために銀行を食いものにし、同僚たちを利用し・おとしいれ、融資先の行く末など知ったことではないー
そういった悪党は毎回きまって上役で、半沢はいつも絶体絶命の大ピンチです。
しかしあきらめないのが半沢。
自分が間違ったことをしていない以上は戦って、解決策を見出そうとします。
それを可能にしているのが半沢の頭の良さ・行動力・誤った権力に屈しない強さ・部下に向ける優しさ。
あらゆる要素が揃っている半沢に、「マンガでしょ」と思えなくもありませんが。
現実のほうがマンガっぽいこともありますからね。
人を見て融資する
イチ銀行員としての半沢直樹も、これまたスゴく魅力があります。
ドラマ版ですと第1話の冒頭から垣間見える「人と技術を見た融資判断」です。
まだ見たり読んだりしていない方には、ぜひ確認していただきたいところ。
実際ワタシも覚えがあります。
税理士の仕事(資格を取る前も含む)であちこちの会社におじゃまする機会がありますが、業績の良い会社、良い仕事をする会社ほど、社内は整理整頓がされ、あいさつしてくれます。
そうじゃない会社は、そうじゃないことが多めかなと。
ドラマもいい
ドラマ「半沢直樹」は、すべての演者さんが怪演してくれています。
血管切れるんじゃないかというくらい、やり合いがスゴイのです。
一方で、話の細かさ・演出の丁寧さ という点では、やはり原作に分があるでしょう。
ちなみに原作は、「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」しか知らない当ブログ筆者。
なのですが、読んでいて(聞いていて)ドキドキしました。
「銀翼のイカロス」はAudibleで。聞いて、楽しみました。
2020年7月からのドラマ版(原作「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」にあたる話し)は、原作には登場しなかった、大和田元常務、半沢奥さん などが登場。
原作とはまた違った面が描かれるようで、楽しみにしています。
Writer|山梨県の税理士 田中雅樹
●税理士試験・税法合格科目:法人税法、消費税法、相続税法、国税徴収法
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
本日記
- TVerでドラマ「半沢直樹」(2013年)の5話までが視聴可能になりました。
日曜劇場のドラマ、半沢以降けっこう見ています。
その中でもダントツに面白いッスね。
5話イッキに見てしまいました。 - 日曜日(2020.7.5)のYBSラジオで「コネ-1グランプリ」という開局記念番組。
この「コネ」が素晴らしすぎてビックリの連続でした。
動画サイトなどに出回る可能性は極めて低いです。
ぜひ radikoプレミアム で。
昨日の1日ひとつ
- Rakuten Mini
- eSIMの設定
- 未満警察ミッドナイトランナー