【社長失格】冒険だから、ベンチャー。冒険だから、失敗もする。
スポンサーリンク
「社長失格」、読んでおります。
「失敗から学べ!」という本でもあり、「ノンフィクションをそのまま楽しもう」的なスタンスが合う本でもあり。
位置づけはビジネス書ですが、斜め読みせず、じっくりお読みになることをおススメします。
ドラマ(映画)にしたらいいのに。。
ネタバレあります。
よろしくお願いしまッス![/speech_bubble]
インターネットプロバイダ接続料0円
1999年ごろ、0円プロバイダが存在していた記憶があります。
あっという間に消えてしまったなぁ、という記憶もあります。
その0円プロバイダを世に送り出したのが、「ハイパーネット」です。
その頃わたしは、年間500円だか800円だかのプロバイダーを使っていました。
ハイパーネットが世を席巻していたせいなのか、年間数百円のプロバイダーはマイナーだったようで。
快適に動いてくれて「こりゃいいな」と思ったものです。
0円プロバイダ崩壊/年数百円プロバイダも崩壊
1年ほど年間数百円のプロバイダーにお世話になりました。
やめることにしたのは、月額料金への料金改定がキッカケ。
当時のわたしは、「ハイパーネット」という会社を知りませんでした。
突然あらわれて、あっという間に消えた0円プロバイダ。
そういうものがあったなぁという、記憶だけがあります。
やっていけなくなったから、0円をやめた。
外からは「やめた」くらいしか見えませんが、実に濃いドラマがあったんですね。
1年ほど経ったところで、まったく使っていないプロバイダ料をゴソッと支払い、正式に退会しました。
過去のお得が帳消しに。[/speech_bubble]
なぜ優秀な人は組織を去ってしまうのか
会社を辞めるときー。
上司がイヤになったときー。
(どんだけ下手くそ。。)
会社を辞めるとか、サラリーマン辞めるとか。
そういうのって「上司がイヤ」「仕事が不満」「給料が不満」など、ネガティブな場合がほとんどだと思うのですよ。
しかし、いわゆる「できる人」は。。
スゴイ人を目の当たりにしたとき、「自分も!」ということがあるんですね。
ハイパーネットのデキる人
0円プロバイダ。
いよいよ米国進出という時に、板倉社長の左腕とも言うべき人がハイパーネットを去ります。。
それは、ハイパーネット内の、とある人事をキッカケに起こったこと。
その方、
人事(他の人の大抜擢)に嫉妬しているのではない。
わたしが嫉妬しているのは、板倉さん、あなただ!
と言って、会社を去ってしまいます。
社長が不甲斐ないから去ってしまうのではなく、走り続ける社長を見て、辞めてしまいました。。
ドラマのような展開に、スラムダンクの作者、井上雄彦さんの言葉を思い出しました。
事実は時として、フィクションよりドラマチックなんだ。
破壊的イノベーションを起こす社長。
それを間近で見て、闘争心に火がついてしまった優秀な部下(→たぶん独立)。
なんてドラマチック。。
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]井上雄彦さんの話しを補足すると、「事実がマンガの上をいくことが悔しい」と。
プロです。ヒーイズ漫画バカです。[/speech_bubble]
誰も気づかなかった落とし穴
0円で提供できるのは、ネット広告(スポンサー)のおかげ。
しかし、当時のネット広告って安かったのです。
ビックリするのは、メガバンク・上場企業 を巻き込んだ壮大な計画であったにも関わらず、誰も失敗を予想しなかったこと。
(わたしは気付いた!ってんじゃないですよ。)
プラス、ベンチャー企業をガンガン支援していこうという当時の風潮もね。
いろんな企業が手さぐりで動いていた時代だったんです。きっと。
失敗が必然だったとしても、板倉社長の前に進むパワーはすごいし。
「ハイパーネットの失敗から学ぼう」は違うと感じつつ、人間ってスゴイもの作るし、ぶっ壊しもするんだと。
事実は、ドラマよりもドラマです。
編集後記
届いた日・その翌日 と、2日もほったらかしたiPad。
ようやく初期設定→iOS10用のムック本見ながらいじっています。
「新iPad買って、ApplePencil買わないなんてアホですよ」なんて書いている雑誌もあり、ちょっとした万年筆並みに高いペンをどうするか。
揺らいでおります。
昨日の一日一新
- OneDrive
- Microsoftアカウントの設定いろいろ