e-Taxの「ID・パスワード方式」は,終了未定だった。
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マイナンバーカードの普及がなかなか進まないことで誕生した、電子申告のための「ID・パスワード方式」。
始まった当時、平成30・令和元・令和2の各年分のe-Tax送信だけに使える…という話だったように記憶していましたが。。
どうやら勘違いだったようです。
いずれ廃止?
「税のしるべ・令和3年11月22日号・3面」の記事によれば、
「暫定的な対応」とされているID・パスワード方式はいずれ廃止されるものと考えられるが、マイナンバーカード等の普及が遅れるほど(暫定的な対応の期間が伸びるほど)、利用が定着し、廃止が難しくなる可能性もある。
とのこと。
「あれ?」っと思い国税庁のサイトを調べてみるも、確かに期限に関することは書かれていません。
実はすごくラク。ID・パスワード方式
平成30年分の確定申告書で、1件だけ、ID・パスワード方式で送信したことがあります。
すごくスムーズでした。
「マイナンバーカード使うより、こっちのようが絶対すんなり行くよね」
と、当時感じたことを覚えています。
今から「ID・パスワード」をつくるか
とはいえ、今から「ID・パスワード」の発行を受けるかといえば、それは無しでしょう。
わざわざ税務署の窓口に足を運び、身分証を提示し… なーんてことをするより、マイナンバーカードを作ったほうがよいです。
と言い切りたいところですが、マイナンバーカードも、そこそこ時間がかかるものでした。
まぁそうは言いましても、マイナンバーカードの申込みはネットで完結します。
受け取りに市区町村役場へ行かなきゃいけませんが、最大2万ポイントもらえるお祭りもありますから。
ID・パスワード、残しましょう
「手段を選ばず電子での確定申告書提出をしてもらうぞ!」みたいな感じで、3年間ということで…
というのは、いわばフェイクニュースみたいなもので、それに乗せられてしまっていたのでしょうか。。
その点反省しつつ、今後に関して。
ID・パスワード方式は、マイナンバーカードの普及率が7割くらいに達するまでは、残したほうがいいと思っています。
まぁ、こんなことを書かなくとも、税務署が楽なのは絶対にe-Taxですから。こんな現状で、わざわざ大変な道を選ばないですよね。
Writer|山梨県の税理士 田中雅樹
●お客さまの担当者はタナカです。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
本日記
少々疲労が出まして昼寝を3回ほど。。
サイコーですね昼寝。
昨日の1日1つ
●プチ鹿島と櫻井和明のどこまでもプロ野球愛2021反省会
今日のラジオ
●木曜キックス
●佐久間宣行のオールナイトニッポン0
●ナインティナインのオールナイトニッポン