確定申告。引っ越したら税務署に連絡する?
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引っ越ししたら税務署に連絡は必要か。
いいえ、不要でございます!
現住所を書けばOK
確定申告書は管轄の税務署に提出するものでして、引っ越して住所が変わったら管轄の税務署も変わることがあります。
で、ちょっと前までは住所が変わったことの届出が必要でした。
(引越し前の税務署、引越し後の税務署、双方に届出書を提出)
が、税制改正があって、2023年1月1日から届出が不要になっています。
じゃあ税務署はどのようにして知るかというと、提出を受けた確定申告書の住所を見て知ることになります。
確定申告書を出す側(納税者)の注意点としては、提出先の税務署を間違わないことですね。
事業所を納税地としたい場合も
住所(住まい)の他に事業所をもっている場合、事業所の住所を確定申告書に記載することもできます。
(原則は住所)
こちらも以前は届出が必要でした。
が、やはりこちらも届出書は不要になっています。
というわけでして、サラッと確定申告書に書いてしまえばOKと。
届出書を提出するケース
国税庁サイトからちょっと引っ張ります。
国税当局からの各種文書の送付先は、原則として、納税地宛に送付することとしています。例えば、住所地を納税地としている方が年の途中で転居した場合は、異動後の納税地を把握した上で各種文書を送付することになるため、文書の到着が遅れる可能性があります。
所得税の確定申告書は年イチで提出するものですから、この「遅れる可能性」は致し方ありません。
で、税務署からの連絡が遅れるのは嫌だなー…と思ったら届出書の出番です。
出番ですが、いまや確定申告書の提出方法のメジャーはe-Tax。
となれば連絡事項も電子で届きますから、心配することもない気がします。
Writer|田中雅樹(税理士)
●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
本日記
あったかいのに強風。
この時期の甲府盆地の通常運転は冷たい北風(強風)。
なのに今日は…です。
春一番みたいな感じでした。
今日のラジオ
●火曜キックス(後半)
●蛙亭のトノサマラジオ