囲碁と経営は似ている。目先のお金か、先を見据えた自己投資か。

昨晩（2018.5.10）のアメトーークは「（仮）バラシ芸人」。
わたしも最近、バラシをもらいました。

カチンと来ますし、説明を求めたくもなります。
でもやめました。
何も生みませんし、その時間で本の一冊でも読んだ方がいいからです。

済んだことより、未来に向けて。
碁盤に石を置いていくことを考えます。

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]山梨県で税理士やってるタナカです。
バラシとは、出演予定だったものがキャンセルになること。
わたしで言えば、仕事の予定が、キャンセルを食らうってことです。[/speech_bubble]

 

 

囲碁と経営は似ている

「似ている」と、よく例えられています。

囲碁は陣取り（相手の石を囲う）ゲームです。
単純なルールのハズなのですが、相手の石を追いかけて勝てるものではなく。
プロ棋士のパチパチと打つ様を見ていても、まったく囲いに行く様子は感じません。
先を見据えて石を打っているから、ですね。

最後に勝つために、序盤・中盤と、打っていくワケです。
特定の場所で「負けた」（死んでしまった）と判断すれば、別の場所に勝機を求めて、戦場を移します。

似ていると言われるゆえん、分かります。

 

 

目先のお金

2017年11月、2泊3日で品川に行っていました。
監査補助の仕事をもらうためです。

交通費・宿泊費・飲食費・研修参加費と、けっこうなお金をつかっています。
つかったのに、監査補助の仕事がもらえないことが（ほぼ）確定したようで。

「なんだそりゃ。。」
と落胆しました。
まさに、目先のお金をとりに行ってのことだったので。

お金以外の何かを得ようという気持ちがありませんでしたし、きっとわたしも、悪かった気がしています。

 

 

お金と同率1位の理想（スタイル）

もちろんお金は必要です。
なりふり構わず、実績を作っていくことも必要。
（特に最初は。）

しかし、頑固に理想を掲げていると、理想に近いところで仕事が入ることも。

苦しくても、お金第一と同率1位くらいで、目指すスタイルを持っておいた方がいいのかなと。

 

 

ということで、フリーランスは石を置こう！

半年先とか1年先とか、その辺りのことを考えて動くとラクだなと。
最近よく思います。

目先のことで苦しむよりは、
過ぎたことをクヨクヨ悩むよりは、
手の届かない問題に悩むよりは、
です。

他人に迷惑かけたら謝罪すべきですが、外部の力で動いてしまったこと（迷惑を被ったこと）は忘れる。

スティーブ・ジョブズも言っていました。
“点と点がつながって、線になる”　と。
線にするために、点（石）を打っていくべきです。

何がつながるかは分かりません。
「マネタイズを考えないで動いても意味がない」なんて言いますが、ガチガチに考えて石を置くのは難しいです（し、つまらないですし）。

考えすぎて動けなくなるくらいなら、好き嫌いで、置いていく方がいいです。
わたしの場合ですと、Udemyで買った動画講義。
石を置いていこうと、手を出してみました。

目先のお金も大事です。
生きて行かなきゃいけませんし。
けど、目先→目先→…　の無限ループじゃ消耗しそう。
なにより不安です。

目先だけになっていないか、
将来に備えた「石」を置きに行っているか。

たまに、ご自身を見つめてみてはいかがでしょうか。

（7割、自分に言っています。）