ニガテを “半分、強い” に。山梨県中央市の税理士

上場企業でやり残したことは「興味をもつこと」。

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上場している会社に在籍していたとき、やり残したことがあります。
(というか、それしかないです。)

 

ブラックボックスしかなかった

新卒で就職した会社。その後転職し、新卒から数えて3社目のところ。
この2社(1社目と3社目)は上場している会社でした。
若かったこともありますが、視野が狭かったです。
プラス組織が大きいし、隣は何をする人ぞな状態。

特に新卒で入った会社ですが、会社内部向けの部署でした。
利益をまったく生み出さない部署で、最悪なくしてもOKそうな部署だよなと今でも思います。

3社目は外注先やお客さんと電話で話す機会があって、お金の流れが多少は見えました。
でも経理部とか、今税理士をやっているわたしですが、経理ってなに?という感じでした。
まぁ、会社を知ってどんなメリットがあるかは分かりませんが、まぁ、知らないよりは。。

知る方法はいくらでもあったはずですし、まずは知って、それから辞めてもよかったのだろうなぁと思っています。
自分の人生の限られた時間の中で、けっこうなウェイトを占める場所ですからね。

【おまけ:最悪なくしても?】
本当に最悪なくても…、時として他部署のジャマをしているようなことも… な部署でした。
ちょっとフォローですが、会社全体が見えていたら違った感じ方をしていただろうとも思います。ちなみにわたしが居なくなった後、代わりの配置はなかったそうです。

 

利益はある

利益を生まない部署といえば、一般的には経理部門が槍玉にあげられるかもしれません。

確かに直接的にお金を引っ張ってはきませんが、ムダ遣いは数字にして見えるもの。
売上の推移がどうだとかもあります。
(こっちがメインですかね)

そこそこ規模のある会社だったら、自社を知ることは社会を知ること。
そのスタート(一端)といいましょうか。
広く知れば選択肢も増えるし、20代のときにもっと会社に興味もっていたら良かったなーって思います。

 

ひとりはどうよ

フリーランスになって思うのは「組織人時代にもっと広い視野を持てなかったものかなぁ」ということ。
その結果組織に不満がなければ、自分でやろうとは思わなかったのかもしれません。

とはいえ、一番のネックは「定時」でした。
残業なんてもってのほかで、時間が奪われすぎることが無理だったんですね。

ネットゲームにハマる、いわゆる「ネトゲ廃人」。
彼らは他のプレイヤー(ゲームの中の仲間)に迷惑をかけることを嫌うそうですね。
自分の時間をつぶして残業する人も、早く帰っちゃ同僚に迷惑をかける。空気を悪くする。と考えてしまうのだろうと思います。

経験がつめる
勉強のきっかけがある
仕事が出来る人を間近に見られる
…という面は、組織のよいところ。
ひとり(フリーランス)のいいところは、自分でルールが決められるところ。

Writer|田中雅樹(税理士)

●担当者はタナカ本人。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。

 

本日記

音楽家の坂本龍一さんが亡くなったと1日遅れで知りました。
71歳。闘病されていたようですが、それにしても若いなぁと。
自分に置き換えたらあと23年。
それくらいすぐですよね。

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