非常勤講師1年目の(失敗)教科書。
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税理士をしております、田中と申します。
週に一度、教壇にも立たせていただいています。
気がつけば、あっという間に1年が過ぎ…。
失敗談を残します。
簿記でやりましたよね?
法人税法の講義で、
「日商簿記でやりましたよね? アレです」※1
ということを、けっこうな頻度でつかいました。
※1…税法の勉強は、簿記の知識をつかう場面がちょいちょいあります。
「基礎知識が必要ですよ」という前提の場合、そこ(基礎知識)を端折るか、はたまたしっかり触れるか。見解が分かれるところでしょう。
ワタシのケースでいえば、端折らず説明する時間は十分にありました。
であればサラッとでも触れて、その先に進んでも良かったのではないかと。
基礎知識部分について、『話し手が変わって腑に落ちた』ということもあるでしょうし。
いずれにせよ、丁寧さは必要です。
クドさを恐れた
同じ論点が出てきたとき、つい省略したくなります。
「クドクド言うのもどうかなぁ。。」
という感情がよぎるところでもあります。
毎回キッチリ復習をしてくる聞き手(学生)を基準とするか。
着いてこれない人を出さないように… を心がけるか。
判断に迷いますが、そこ(クドさのせいにするところ)は言い訳ではないかと思う節もあります。
出来ることをする。あとは任せる。20対80の法則。
20対80の法則。
「売上の8割は、顧客の上位2割によるものである」という法則です。
企業の社員に当てはめますと、▼こんな感じになるそうです。
●上位2割の社員は自ら(みずから)課題を発見し、仕事をし、
●真ん中6割は言われた仕事だけをし、
●下位2割はダメ社員
これ、会社に限らないと思っています。
実際、あらゆることに当てはまる法則であるといわれています。
であれば、コチラ(講師)は出来ることを提供するだけ。
その先、受け取ってもらえるかどうかは、受け手に任せるしかありません。
Writer|山梨県の税理士 田中雅樹
●税理士試験・税法合格科目:法人税法、消費税法、相続税法、国税徴収法
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●他にもFM-FUJIラジオ出演、ブログなどを通じ、身近な税を分かりやすく届けている
本日記
非常勤講師業、ラストのオンライン講義でした。
次回からは学生が学校に来て、コチラはフェイスシールドです。。
昨日の1日ひとつ