インボイスの登録が取り消される場合とは
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国税庁が登録してほしくてたまらないインボイス制度ですが、取り消されることもあります。
インボイス登録事業者が登録を取り消されるケース
じゃあどんな場合に取り消されるかといいますと、国税庁によれば次のような場合です。
- 1年以上所在不明
- 事業を廃止したと認められる
- 合併により消滅した
- 納税管理人を定めなければならない事業者が、納税管理人の届出をしていない
- 消費税法の規定に違反して罰金以上の刑に処せられた
- 登録拒否要件に関する事項について、虚偽の記載をした申請書を提出し、登録を受けた
などに該当しますと、税務署はインボイス発行事業者の登録を取り消すことができちゃうよ…という具合です。
納税管理人とは
「納税管理人の届け出の手続き」とは、
●国内に住所を有していない、または、
●有しないこととなる場合
に、「申告書の提出」その他「国税に関する事項を処理」する必要のために納税管理人を選任する場合の手続です。
納税管理人は「海外に行った人の日本の納税関係の代理人」ということですね。
(ザックリまぁこんな感じ)
キホン、取り消されることはない
取り消されるケースを見てのとおり、基本的に取り消しはありません。
まっとうな理由は「合併して消滅した」くらいですからね。
Writer|田中雅樹(税理士)
●担当者はタナカ本人。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
本日記
日中は暑くても朝晩は寒い。
昨年秋といっしょですが、寝具のチョイスが難しいです。
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