どうせなら全部、課税事業者がよかった。
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この記事を書いている時点で、消費税インボイス制度の開始まで1か月とちょっと。
やはりどう考えても誰も幸せにしませんし、なに1つ得がありません。
事業者ぜんぶを課税事業者に
まず国は、どうしても免税事業者の益税が許せないと言うなら(直接的には言っていないでしょうが)、免税点を現在の1,000万円から100万円にしたらよろしい。
100万円じゃなくて10万円だっていい。
そうなればどうなるか。
ちっさいフリーランスだって選択肢がなくなるし、あーだこーだと考えなくて済む。
ネットニュースになっていた声優だって、選択の余地がなくなれば泣かないはずだ。
インボイスが当たり前だという人へ
インボイスが当たり前だという意見。
益税なんて不届き千万。
はいはい。わかるよわかるよ。
しかし貴方がたは消費税の申告書はもちろん、経理だってしたことがあるまい。
インボイス制度の周知徹底のほとんどは民間だのみだ。
インボイスに賛成する前政治家・コメンテーター・YouTuberは、そういうところも知ってから発言してほしい。
面倒なことがおおいのだから「全事業者を課税事業者にせよ」くらいなことを言ってほしい。
軽減税率なんてやめて、すべて標準税率(10%)にしろと言ってほしい。
Writer|田中雅樹(税理士)
●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
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