ニガテを “半分、強い” に。山梨県中央市の税理士

インボイスに伴う事業者支援?

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -

スポンサーリンク

 

今日(2023年9月26日)のヤフーニュース(時事通信社)に見た見出し
『インボイス閣僚会議、週内初会合 松野官房長官「事業者支援を検討」』。

一体どんなものになるのでしょうねぇ。

インボイス制度の何がよくないか

インボイス制度のよくないところ。
いち事業者からの視点で言わせてもらうと、

『免税事業者が切られそうな制度にしておきながら、公正取引委員会とか下請法とかを盾?に、一方的に切ってはダメだよ』

みたいなことを平気で言うところ。
人のことを殴っておいて救急箱を差し出して「大丈夫かい?」みたいな感じがします。

何がよくないか

よくないところ2つ目。
こちらは いち税理士 として書かせてもらいますが、

『インボイス制度導入でちょっと期待していた消費税法の簡素化がまったく無い』

ことです。
インボイス制度を機に「2年前の課税売上高1000万円」を多くの人が知ったと思います。
この1000万円のことを「免税点」と呼びますが、免税になるかどうかの判定は他にもたくさんあります。

なぜ「たくさんある」かというと、「2年前1000万円」の盲点をつく輩がいたからです。
結果「盲点つぶし」が事あるごとに消費税法に追加されていくわけですが、そのおかげで起こる事故。

税理士の不勉強はもちろん税理士の責任です。
…が、本来「法律」とは読んで分かるものでなければなりません。
ま、いまや消費税法に限らず、すべての日本の税法が世界的にも難解さトップレベルなのですが。
インボイスという手間しかかからない制度の裏で、
免税事業者の判定についての法律を簡素化してくれたらちょっとは言い訳も立ったのに。。

岸田首相が「どうにかしろ」と言って生まれそうな事業者支援。
けっきょく「お金ばらまいて煙に巻くのでは…」と予想しますが果たして。

Writer|田中雅樹(税理士)

●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。

 

本日記

今日は車の冷房が必要でした。
空気が入れ替わった感はあるものの、
風が吹かないと暑いっす。。

今日のラジオ

●東京ポッド許可局
●アンガールズのジャンピン

この記事を書いている人 - WRITER -

Copyright© よってけし!山梨県中央市タナカジムショ , 2023 All Rights Reserved.