ニガテを “半分、強い” に。山梨県中央市の税理士

インボイス反対論の影響と、電子インボイスへの期待

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この記事を書いているのは2023年9月29日の23時過ぎ。
あと24時間もすれば消費税インボイス制度の開始です。

 

インボイス登録の判断

同制度について登録をするか否か。
これまでもこれからも消費税の申告納税をしていく事業者は、
迷うことなく「登録」でしょう。

この制度で問題となるのは免税事業者と呼ばれる事業者です。
●お客さんが事業者→おそらく登録が正解
●お客さんが消費者→登録しなくてよさそう
という感じで、登録するかどうかの判断をすることになるでしょう。

 

SNSの反対論の影響

主に「X」(旧Twitter)ですが、反対の投稿ですね。
言論の自由が日本にはありますし、
反対論自体にどうこう言うつもりはありません。
(言うのも自由なのでしょうが)

ただそれが、実際に飛び火してくるとビックリします。
「いったん申請を取り下げてほしい」という話ですね。
いやいやいやいや、ちょっと待ってくださいと。。
どう考えても仕事に差し障りありますよ…
という話をすることになったりするんですね。

 

事業者皆「電子インボイス」なら

インボイスって正直ひどい制度です。
最長4年弱の「2割特例」か、
もしくは「簡易課税」であれば手間は大したことない
(簡易課税ならこれまでと変わらない)
のですが、平均的には確実に裏方(経理)の手間が増えます。

ただそれも、インボイス登録事業者のすべてが「電子インボイス」を始めたら
環境はガラッと変わりそうです。
2023年9月現在、まだその「電子インボイス」は出来上がっておらず、
当面はただただ手間が増えただけ
(ついでに免税事業者を泣かすだけ)
の制度です。

Writer|田中雅樹(税理士)

●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。

 

本日記

YBS岡本桃香アナウンサーの出社最後の日。
2023年春に「ラララモーニング」の「モーニングコラム」に出演させてもらったことは、わたしにとって大きな宝です。

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●木曜キックス

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