ふるさと納税して,市長と昼休みを過ごせる返礼品

 

広島県安芸高田市にふるさと納税し、市長と昼休みを過ごせる権利が返礼品。
これが「秒」で定員に達したそうですね。
わかります。今や時の人ですからね。

 

ふるさと納税の変遷（簡単すぎる版）

コロナ前の話ですが、返礼品がアマゾンギフト券（40％返礼）とか、旅行券（70％返礼）とか、めちゃくちゃな時代がありました。
もちろんそれが違法ということはなく、でもそれをやった自治体は国から罰を与えられてしまいましたね。。

その後はだいたいどの自治体も地場産業品を返礼品にしたと思いますが、それでもまだ高額な自治体があったようで、2023年10月から規制が一層強くなったのは記憶に新しいところ。

 

市長との昼休み

で、市長と昼休みを過ごせる安芸高田市の返礼品。
しつこいですが今や時の人ですから、そんな人とのマンツーマンは1時間数万円（十数万円？）の価値があるとわたしには思えます。

これがわたしとほぼ変わらない知名度（失礼過ぎる…）の、どこかの市長だったらプライスレスでしょう。
という理由を妥当なものとすれば
「昼休み返礼品が返礼品としては高価過ぎる！」
…なんてことは誰も言えません。
こんな市長を当選させた市民は素晴らしいと思うし、うらやましい限りでございますな。

Writer｜田中雅樹（税理士）

●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当（2019年4月～）
●FM-FUJIラジオ出演（1年に1回ペース）、ブログは毎日。