「JJM女子柔道部物語」から学べること
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「JJM 女子柔道部物語」、おもしろいです。
負けずぎらい
主人公・神楽えも は負けずぎらいです。
男子無差別級の日本代表と稽古して、まったく歯が立たず、悔しくて泣くくらい。
どんな相手だろうが勝つつもりで挑みますし、臆することもありません。
マンガ内では面白おかしく描かれているのですが、そんな主人公を見てハッとしました。
ふだん、いわゆる「スゴい人」を前に、つい萎縮してしまう自分がいないか。
迎合ばかりしている自分がいないかと。
もし他人と自分を比較するなら、目指すはその上。
比較して自分の頭を押さえ込んでしまうくらいなら、他人と比較なんかするべきじゃないなって。
女子柔道部があると男子柔道部が弱くなる
作中、神楽えもたち(女子柔道部の部員たち)を相手に練習することがある男子柔道部。
「強い」ということで描かれていたのですが、大会の団体戦で、格下の他校に負けてしまいます。
原因は、腕力の弱い女子部員と練習する機会が増えたこと。
男子柔道(通常対戦する相手)の腕力に遅れをとるようになってしまったからだというのです。
男子の主将に関しては、他の要因もあったようですが。。
これは何も柔道だけの問題ではないなと、感じ入るところがありました。
胸を貸す機会と、己を鍛える機会。
それぞれ別物と考え、それぞれで完結するものでなければいけないなと。
女子部員のほうが体重が軽く、腕力だって違いますし。作中では監督の責任が問われる表現は皆無でしたが、監督のミスでしょ…って気もします。
読みかた次第でマンガはビジネス書に
45歳になって、まだマンガから得るものがあります。
いや、そういう考えかたがそもそも間違いですね。
最近の小学生は「Dr.Stone」(ドクターストーン)で難しい漢字を覚えている、なんてことを聞きますが。
一方、大人は大人で、やっぱり得るものがあるんですね。
たとえば、今や全世代にウケている「鬼滅の刃」。
小学生発だったものがナゼ大人にも受けるようになったのか。
それは、どんなに大ピンチの状況からでも、諦めずに、知恵をしぼり、仲間を信じて行動する鬼殺隊の姿に、胸を打たれるからでしょう。
「ドクターストーン」も、力に対して知恵で立ち向かっています。単純にマンガとしても面白いですし。
司馬遼太郎の「坂の上の雲」や「竜馬がゆく」を読め!
という人が多いのも、やっぱり知恵と行動に胸を打たれますし、登場人物たちの姿から学べることが多いからです。
「坂の上~」は、完読できておりませぬががが。。
Writer|山梨県の税理士 田中雅樹
●税理士試験・税法合格科目:法人税法、消費税法、相続税法、国税徴収法
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
本日記
甲府盆地はこの夏いちばんの蒸し暑さでした。
そんな中マスクしっぱなしですから、メガネも曇りっぱなしでした。
昨日の1日ひとつ
- 有吉ジャポンII ジロジロ有吉