確定申告がイヤなら確定申告しなくてよい仕事を選ぶ

 

確定申告は面倒でイヤだ。
自然で当然な反応です。
そう思いながらもちゃんとするところは、マジメな日本人らしさかなと思います。

 

イヤでもする

確定申告がイヤでイヤで、実際にしないとか、書類の保存もしないとか、そういう人は事業者になるべきではありません。

冒頭で書いたとおり「イヤでもする」人は、義務というものをしっかり分かっておられる。
つまるところ、イヤだとか好きだとかはどーでもいいのです。
「好き」に越したことはないのでしょうけれど。

 

イヤならバックれなさい

特定の職業を書くのはよくないと思いますが、夜の世界の接客の男性のかたですね特に。
厳しい世界でしょうし、売れないと大変でしょうし、嘘でもできる人間であると見せないといけない。

で、「確定申告だー」の季節になると、何も準備していないのに「確定申告だー」と。
そういうことになって税務署に電話してみるけれど、まったく会話にならず。
挙げ句にキレてしまうと。
憧れの先輩は税理士に頼んでいます。
自身でするのならば、それなりに準備するもの。
何もせず「確定申告したぜ」とは言えません。
それでも体裁をつけたいのなら嘘をついてはいかがでしょう。

すべては自身の責任です。
自身の責任において、確定申告をバックれてはいかがでしょうか。
田中という税理士が書いていたから…ではありませんよ。
おれは個人事業者だ、事業所得なんだ　と言いたいのであれば、普通はそれなりの準備をするのです。
できないのならお店に頼んで、給料制にしてもらうのが大人というものです。

Writer｜田中雅樹（税理士）

●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』他を担当（2019年4月～）
●FM-FUJI「教えて税理士さん」出演（東京地方税理士会広報活動）
●ブログは毎日