ニガテを “半分、強い” に。山梨県中央市の税理士

税務調査が入りやすい人の特徴とは?よくあるパターンとその対策を解説!

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税務調査、他人事じゃないかも?

「税務調査って、大きな会社だけでしょ?」
「ちゃんと申告してるし、自分には関係ないはず」

そんな風に思っていませんか?

実は、個人事業主・フリーランスでも税務調査が入ることは普通にあります。
しかも「悪いことしてない=来ない」ではなく、**“入りやすいパターン”**があるのが現実です。


✅ 税務調査が入りやすい人の特徴5つ

1.売上に対して経費が多すぎる

  • 利益がほとんど出ていない
  • それなのに生活できている(?)
  • 明らかに“生活費を経費にしているのでは”と疑われるケース

2.赤字が何年も続いている

  • 開業後ずっと赤字、にも関わらず廃業していない
  • これは「わざと赤字にして税金逃れてるのでは?」と目をつけられるパターン

3.高額な控除・還付を受けている

  • 医療費控除や住宅ローン控除、ふるさと納税などを通じて「所得税や住民税が大きく減る」ケース
  • 「本当に正しく計算してる?」とチェック対象になることも

4.現金商売をしている

  • 飲食店、美容室、建設業など
  • 売上の一部が“申告されていないのでは”と疑われやすい業種

5.同業者と比べて異常に数字が違う

  • 国税庁は業種ごとに平均データを持っていて、「この人だけ異常に利益率が低い」となると疑問を持たれやすい
  • 特に帳簿がずさんな場合(税務調査で「ずさんである」と税務署に判断された場合)、しばらく目をつけられる可能性UP

💡 税務調査に備えるための対策

✅ 1. 領収書・帳簿をしっかり整理する

  • レシートの保存、仕訳の記録は正確に
  • 現金管理が雑にならないように注意!

✅ 2. 家事按分(自宅兼オフィス)を適正に

  • 光熱費や通信費など「何割が仕事で何割がプライベートか」は根拠をもって按分を
  • 明細や使用状況をメモっておくと◎

✅ 3. 説明できるかどうかを基準に経費の判断をする

  • 「これは経費です」と説明できればOK
  • 逆に「何となく必要だったから…」はNG

✅ 4. 青色申告の帳簿は定期的に見直しを

  • 売上・経費の記録が自分でも理解できているか
  • 税理士に「これって大丈夫?」と気軽に聞ける関係があると安心

✅ 5. 調査が来ても慌てない準備をしておく

  • 税務調査が来たらどうすればいいのか、事前にイメージしておく
  • 顧問税理士がいれば「まず相談!」でOK

✋「自分は大丈夫」と思い込まないことが大切!

税務調査はランダムに選ばれることもありますし、
“悪意がなくても”数字のズレや勘違いがキッカケになることもあります。

正直に申告していても、書類が整ってないだけで疑われるケースもあるので注意⚠️

Writer|田中雅樹(税理士)

●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』他を担当(2019年4月~)
●FM-FUJI「教えて税理士さん」出演(東京地方税理士会広報活動)
●ブログは毎日

 

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