経理の常識が変わる?ChatGPT活用のリアルとその影響
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最近話題のChatGPT。
実は、経理や申告業務の世界にも、すでに大きな影響を与えはじめています。
これからどうなるのか?そして、何を意識して動くべきなのか?
くわしく解説します!
経理・申告業務は、どう変わっていく?
● ルーチン業務は自動化が加速
- 領収書整理、仕訳、月次決算など、単純な作業はどんどんAIに置き換わる流れです。
- すでにクラウド会計ソフト(freee、マネーフォワード等)でも自動化が進んでいますが、ChatGPTのような生成AIがさらに補助してくる未来が見えています。
● 申告書作成も「定型案件」はAI対応が可能に
- 青色申告、法人税申告、消費税申告など、一定のパターンで作成できるものは、今後さらに自動化が進みます。
- 「とにかく申告するだけ」の作業なら、専門家に頼らず済む時代も遠くないかもしれません。
じゃあ、人間は必要ないの?
いえ、そうではありません!
むしろ、人にしかできない役割が、これからますます重要になります。
ChatGPT時代でも、人が必要な領域
● 「判断」や「提案」が求められる業務
- 節税対策の提案
- 決算前の利益調整や役員報酬設計
- 事業承継やM&Aに絡む出口戦略
- 税務調査の立ち合いや交渉
こうした業務は、数字だけでは判断できない要素が絡むため、AIには任せにくい分野です。
● 社長・経営者が求めるのは「相談できる存在」
単なる作業屋ではなく、
**「一緒に考え、最適な道を提案してくれる存在」**が、これからますます重宝されます。
今からできる「AI時代への備え」
- ただ記帳を頼むだけではなく、経営判断をサポートしてくれるパートナーを選ぶ
- 自社内でも、AIでできる単純作業は積極的に効率化する
- 人間にしかできない「戦略・判断力」を、会社としても磨いていく
AIと競争するのではなく、
AIを味方にして、さらに高いステージを目指す時代がやってきています。
✅ まとめ
- 経理・申告のルーチンは、AIがどんどん自動化
- でも、「判断」「提案」は人間にしかできない
- これからは、「考える力」「経営支援力」を持つ人がより求められる
ChatGPT時代をうまく乗りこなして、
**「次の時代の経営」**を一緒に作っていきましょう!
田中雅樹(税理士)
●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』他を担当(2019年4月~)
●FM-FUJI「教えて税理士さん」出演(東京地方税理士会広報活動)
●ブログは毎日
本日記
ゴールデンウィークだったり平日だったりの月曜日。
外出していたらどちらが強めか、感じられたかもしれません。
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