被扶養者が確定申告→定額減税は?|令和6年分特別税額控除
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2024年(令和5年)分の確定申告には、あの「定額減税」があります。
被扶養者が確定申告する場合の定額減税(特別税額控除)については「1人」なのか「0人」(空欄)なのか。
以下、書きます。
被扶養者って?
被扶養者とは、扶養される人のこと。
いわゆる103万円の壁を超えない人は、家族で一番稼いでいる人の扶養に入っているはずです。
(稼いでいる人の「配偶者控除」や「扶養控除」の対象)
定額減税は誰が受ける?
2024年分の確定申告については、そういった扶養に入っている人の定額減税(特別税額控除)は、配偶者控除や扶養控除を受ける人(上のブロックでいうところの「一番稼いでいる人」)の確定申告で受けることになります。
ですので、扶養される人は、定額減税の恩恵に直接預かることはできません。
被扶養者の確定申告書
そんなわけですから、確定申告書第一表の「㊹」欄には、「0」人「0000」とするのが妥当かと思います。
(下の画像は配偶者控除・扶養控除2人(+本人で計4人)の例)
ただしそこは「1」人「30000」円でよい、と回答している税務署窓口もあるようで。
そう答える根拠として考えられるのは、
『定額減税で引ききれず給付になる分は自治体の仕事で国税は関係ない』
ってことなのかもしれません。
(そう邪推してしまったわたしは、性格悪いだけかも知れません)
Writer|田中雅樹(税理士)
●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』他を担当(2019年4月~)
●FM-FUJI「教えて税理士さん」出演(東京地方税理士会広報活動)
●ブログは毎日
本日記
今日は足つりっぱなし。
水分が足りていないのか、体がなまっているのか。
いずれにしてもよくないですね。
今日のラジオ
●佐久間宣行のオールナイトニッポン0