楽しく経理をする工夫。フリーランスと確定申告。
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個人事業主(フリーランス)をはじめ、毎年確定申告書を提出する人にとって、数字(所得)の把握は欠かせないものであります。
一生付き合っていくもの(作成・提出するもの)ともいえます。
脱税はもってのほかですが、余計な税金を支払わないためにも【苦しさ】の排除は欠かせません。
ためない
買い物したら都度、経理を行うようにする。
その日、あるいは、翌日に行うよう、ルーティン化してしまうのです。
売り上げは請求書をつくった(送った)タイミング、現金売り上げなら領収書を渡したタイミングで経理です。
経理が苦しく・苦痛なものになってしまうのは、1年に1回とか、確定申告の時期をなにもしないまま迎えてしまうことがトップランクの原因でございましょう。
フリーランスのレベルであれば、その日なにか1つ買い物した程度なら、その日の経理は1分ほどで終わるはずです。
チリは山となる前に、チリのうちに片付けちゃいましょう。
スクラップブックに貼り付ける
経理の処理が済んだレシート(領収書)などは、さっさとスクラップブックに貼り付けちゃいましょう。
「26穴ファイルポケット」など、本棚などに保存しやすいものに放り込むのも悪くないと思います。
整理する方法を決めて机の上がゴチャゴチャしないように、ましてや経理をしないまま数か月放置なんてことがないように。
経理と領収書の乱れは心の乱れです。たぶん。
経理ソフトへの入力は?
その都度行うのであれば、経理ソフト(会計ソフト)に入力してもよいと思います。
オススメはExcelに入力し、試算表を出したいとき、最終的には確定申告のときにガツンと経理ソフトに取り込む方法です。
Excelファイル、CSVファイルの取り込み(インポート)ができる経理ソフトじゃないとダメですが。
楽なのでExcelをオススメするわけですが、ためずに入力する習慣がついていれば、経理ソフト本来の入力方法をつかっても大差はありません。
溜め込んでしまったら俄然Excelですが、この記事の趣旨から外れちゃいます。。
ふるさと納税の見極め
個人事業主の確定申告期限は翌年3月15日です。
一方で「ふるさと納税をどれくらいの金額するか?」は、同じ期限とはいきません。
12月に「ふるさと納税」を考えているなら、12月なかばくらいには11月までの数字を固めておきたいところ。
早め早めに動いてきたご褒美といえるのではないでしょうか。
国民年金基金とか、小規模企業共済とか、iDeCoとか
「今年はもうかりそうだぞ…」
と思ったら、節税策の検討をしましょう。
国民年金基金・小規模企業共済・iDeCo あたりが真っ先に考えられるところ。
しかしそれも、「もうかりそう」という情報を掴んでいないとできない判断です。
なんとなく肌感で…ということもあるでしょうが。
小規模企業共済の年の最大掛け金84万を支払った場合、所得税と住民税をあわせて、最低税率でも「126,000円」の節税効果があります。
84万円×15%(所得税5%+住民税10%)=126,000円。84万円差し引けるだけの所得が出ている必要はあります。
超低金利の時代に、この節税効果はかなり大きなものといえるでしょう。
もちろん手持ちのお金は減ってしまうわけでして、仕入れや設備投資を控えている場合には考えどころではあります。
いずれにせよ早めに動かなれば判断がつきません。
早く動いて、『節税成功ニヤニヤ…』と行こうではありませんか!
Writer|山梨県の税理士 田中雅樹
●お客さまの担当は開業時よりすべて所長(タナカ)が行うスタイル。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
本日記
Webブラウザ版のRadiko、かなり使いやすいです。
3年くらい前はNHKと放送大学くらいしか聞けませんでしたが、今はしっかり位置情報をもとにタイムフリーなどを表示しれくれます。
地元「YBSラジオ」「FM-FUJI」だけ聞ければOKなので、プレミアムはつかっていません。
昨日の1日ひとつ
- 呪術廻戦(マンガ)
- 珈琲“もう一杯”いかがでしょう(ドラマ)